学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0045402
科目名 【日本語】
Course Title
英語(上級リーディング)2
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Reading 2
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
榎本 洋 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ENOMOTO Hiroshi ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅳ 金曜日 4時限
IV Fri 4


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的です。本授業では,より高度かつ多様な英文読解を行い,英語文化についての深い教養を身につけます。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course is intended to cultivate students’ understanding of the English language and/or English-based cultures in the modern world. Building on the skills acquired in the basic-level through advanced-level courses, students will further their reading skills in academic English.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
AEB、AEI、AR1及びeラーニングによって培った英語の読解力を用いて、さらに高いレベルの、また多様な英文の読解を通じて、現代社会における英語文化についての深い教養を養う。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
授業の内容や構成
Course Content or Plan
講義は1回から14回までで、15回目は試験を行います。テキストは16世紀のルネッサンスから17世紀バロック、18世紀ロココの時代を横断的に扱ったヨーロッパ文化史の本です。著者のケネス・クラーク(1903~83)はイギリスを代表する美術史家で、『ダヴィンチ』、「レンブラント』など多くの著書は日本でも紹介されている。ただし本書の内容は美術のみならず、音楽、文学,科学、建築など多くの分野にまたがります。テキストは彼の代表『文明』からの抜粋で、3部構成です。まず一部はThe hero as artist と題された章で、ミケランジェロ、ラファエロ、レオナルドの三人の巨匠の作品を通して16世紀ルネッサンスの世界を垣間見ます。二部はThe Light of Experienceという題で、レンブラント、ニュートン、レン、など絵画、物理、建築のそれぞれの分野で活躍した人物を取り上げてます。芸術的には俗にいうバロックの時代であり、思想的には啓蒙主義の先駆けと考えられます。Light、つまり「光」がキイタームです。第三部は"The Pusuit of Happiness"という題で、18世紀のロココ時代を扱ってます。この時代はまた音楽の時代でバッハ、ヘンデル、モーツアルトが活躍した時期です。本文は全部で注も含め100頁ほどありますが、それぞれの章は20頁あまりになります。ただ多くの図版が理解のために挿入されているため、各章は実質10頁あまりです。できたら3章のうち2章くらい読むのを目標にします。毎回5頁くらい、重要だと思われる個所を中心に訳読していきます。一回進むたびに、次回では前回の授業の復習をして進みます。その際、内容の要約はもちろんの事、重要と思われる表現、特に英語を書く際に欠かせない表現について言及するつもりです。最初の授業では英文を読むときに注意すべきこととして連語について説明します。それから受講生の方には、テキストのはしがきをよく読んで最初の講義に臨んでください。どの章を取り上げるかは、受講生に投票で決めてもらいます。原著Civilizationは1969年に出版されました。大変な評判を呼び、72年には映像化されました。日本でも「芸術と文明」というタイトルでNHKから放映されましたので、アーカイヴで視聴できると思います。ただ何せ古い本ですので、西洋中心主義(悪く言えばリベラリズム)がいささか鼻につきます。ポストコロニアル、グローバリズムの洗礼とは無縁の、楽天主義的な西欧中心主義と割り切って読む必要があります。それがゆえに西欧人、とりわけアングロ・サクソンのイギリス人の本音が良く出ているといえるかもしれません。解毒剤はエマニュエル・トッドの『西欧の敗北』(文芸春秋)を挙げておきます。これは芸術論ではありませんが、クラークの観点を別の意味で補完する本です。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
Cコースの学生は、英語(サバイバル)に合格した者のみ履修可。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
履修取下げの際に申し出を必要としない。5回以上欠席をした場合、「W」とする。定期試験 80% 出席・その他20%
教科書
Textbook
Kenneth Clark, Civilisation 2 (Eihosha) ISBN4-269-11065-1
参考書
Reference Book
必要に応じて授業で示しますが、ここで次の文献を挙げておきます。岸文和ほか編『絵画の探偵術』(昭和堂)、清瀬みさお 『人文学としての芸術研究』、深田進ほか編『芸術表現5つの焦点』(以上、法律文化社)他は展覧会図録など。 英語はこれ。木村哲也『英語らしさに迫る』(研究社)
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
個人で美術館、博物館などに行くことを勧めます。
注意事項
Notice for Students
文学部学生を対象に開講する。進級・卒業に支障をきたさないよう単位を確実に取得すること。「履修の手引き」の英語科目の注意事項を要確認。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
まとまった英文を読むことがこの授業の目的です。テキストはヨーロッパのルネッサンスから近代までの美術、文学,科学などを扱った文化史で、幅広い分野にまたがって記述されているため、要求される関心領域は多岐にわたります。受講生は幅広い領域に関心を持つことが要求され、他の受講している科目との関連を考えながらテキストを読んでもらいたいと思います。と、同時に多くの英文を読みこなすことで、英文の癖をつかみ、読んでいる英文がどうしたら役に立てるのか、どの表現が使えるのかを考えながら取り組んでもらいたいと思います。さらに気を付けてもらいたいのが、英語のみならず語学を習う時のツールをこの際、再認識してください。ネット活用は言うに及ばず(これは若い世代の方が熟達しているでしょう)、オールド・メディアと言われかねない紙の辞書、英和のみならず、活用辞典、引用句辞典などがあることを知ってもらいたいと思います。以上の事に気を付けながら、最終的には辞書なしでもある程度の英文を読めるようになればいいと思います。テキストの英文はそれぞれの専門課程に進んだ時に、これくらい読めれば大丈夫という目安となるような英文です。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1) 対面授業科目(対面のみ)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。