学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0034236
科目名 【日本語】
Course Title
芸術論B
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Art B
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
秋庭 史典 ○
担当教員 【英語】
Instructor
AKIBA Fuminori ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅲ 木曜日 2時限
III Thu 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
メディア芸術について論じます。メディア芸術とは,コンピュータ以降の新しいテクノロジーを用いて制作されただけでなく,サイエンスや新しいテクノロジーについての省察をその内容に含むような芸術のことです。コンピュータ・アート,バイオアート,さらにはある種のデザインやポップカルチャーなども,ここに含まれます。受講生は,新しい作品の理解を通して,現代の社会とそれを支えるテクノロジー,またテクノロジーと自然との関係などについて考察します。芸術論Aと補完的です。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
In Art Theory B we mainly discuss media arts. Media arts are arts that are not only created using new technologies since the computer, but also include reflections on science and new technologies. This includes computer art, bio-media art, and even some kinds of design and pop culture. Through the understanding of new works, students are requested to reconsider the contemporary societies and the technology that supports them, and the relationship between technology and nature. Art Theory B is complementary to Art Theory A.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
この講義では、21世紀はじめから今日に至るメディア芸術を通して、そこに表現された生命観やテクノロジーの変化、さらにはそれが「場所づくり」とどのような関係を取り結んできたのかを学んでいく。受講生は、芸術や芸術作品に関する知識を身につけるとともに、芸術を通した「場所づくり」についての知識も身につけることができる。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
In this lecture, through the study of media arts from the beginning of the 21st century to the present day, students will learn about the changes in the view of life and technology expressed there, and what kind of relationship media arts have had with "community creation". In addition to acquiring knowledge about art and artworks, students will also be able to acquire knowledge about "community creation" through art.
授業の内容や構成
Course Content or Plan
この授業は2部構成になっている。2-6回は、名古屋大学で行われた芸術活動を例に、21世紀初めからのメディア芸術を振り返る。名古屋大学では、MEDIASELECT展(2004)、cycling(2005)、そして2007年に誕生したプロジェクトギャラリー「clas」での展示など、新しいアートを通じた「場所づくり」の実験を行なってきたからである。折り返しにあたる7-8回は、芸術ならびに「場所づくり」の根幹にある生命との関係を論じ、後半への橋渡しを行う。9-14回は、担当教員が実際に関わってきたさまざまなアートプロジェクトを紹介しながら、今日のメディア芸術と、それが価値観の問い直しや「場所づくり」に貢献する可能性について論じていく。各回の内容は次の通り。

1  ガイダンス(芸術・メディア芸術・場所づくり)
2  MEDIASELECT(2004)
3  cycling(2005)
4  20の点と10の直線(2008)
5  プロジェクトギャラリー「clas」での展示(1)
6  プロジェクトギャラリー「clas」での展示(2)
7  生命・場所と芸術(1)美学・科学から
8  生命・場所と芸術(2)創造都市論から
9  文化庁メディア芸術祭(1)バイオメディアアートと生命
10 文化庁メディア芸術祭(2)マンガによる生命観の問い直し
11 文化庁メディア芸術祭(3)AI・ALとアート
12 ストリーミング・ヘリテージ(1)場所とメディア芸術
13 ストリーミング・ヘリテージ(2)場所の読み替えとメディア芸術
14 ストリーミング・ヘリテージ(3)場所性の再インストールとメディア芸術
15 まとめ

各回とも、具体的な作品を取り上げて論じる。各回について、TACTから小テストを実施する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
芸術論Aとあわせて受講すると、より広い視野で芸術について考えることができる。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
1.受講態度(30%)2.毎時間後の小テスト(30%)3.見学課題レポート(10%)4.期末試験(30%)で評価する。
配分はカッコ内だが、それは1-4の項目すべてが揃っている場合であることに注意すること。1-4のひとつが理由なく欠けると成績評価はされない。授業妨害とみなされた場合(大幅な遅刻・教室の出入り・私語等を繰り返すこと)も不可となることがある。履修取下げを希望するものは必ず期限内に届けを提出すること。期限内に提出した場合にはW評価、提出なしで欠席が続いた場合等はF評価となる。取下げ届が期限を過ぎて提出された場合にも、F評価となる。
教科書
Textbook
使用しない。参照が必要な文献等は、授業内で適宜指示する。
参考書
Reference Book
馬定延(2014)『日本メディアアート史』 アルテスパブリッシング, ISBN: 978-4865591163
白井 雅人ほか編(2008)『メディアアートの教科書』 フィルムアート社, ISBN: 978-4845908172
川端 康雄ほか編(2011)『愛と戦いのイギリス文化史―1951‐2010年』慶應義塾大学出版会, ISBN: 978-4766418781
いずれも購入する必要はない。重要な箇所は授業で紹介する。また下に紹介したURLも参考にすること。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回授業の終わりに、次回授業内容の予告を行うので、受講生は、それについて各自事前に学習し整理しておくこと。
授業後は、自身が整理して臨んだ内容の確認ならびに授業で得られた新たな知見を復習しておくこと。また、毎回、授業内容の理解を確認するための小テストをTACTから期限内に実施すること。また、授業期間内に1件の展覧会見学レポートを課す。
注意事項
Notice for Students
過去の作品については不鮮明な写真でしか紹介できないものも多いです。その点はご了承ください。
芸術は好き嫌いで判断すればよいという考えの方は、受講する必要がありません。
単位は教員との交渉で取得するものではありません。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
文化庁メディア芸術祭
メディア芸術データベース
ストリーミング・ヘリテージ
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ),対面で行います。
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。