学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0035114
科目名 【日本語】
Course Title
歴史学入門
科目名 【英語】
Course Title
Introduction to History
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
河西 秀哉 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KAWANISHI Hideya ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅲ 金曜日 1時限
III Fri 1


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
たんに過去の出来事を暗記するのではなく,史料から人類の過去を再現するための学問的手続き,その出来事がなぜ起こり,どのような意味をもったのかを考察する歴史学的思考を学びます。それにより,自分が生きている時代と世界のあり方を相対化し,大きな座標系において考える習慣を身につけることを目指します。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
In this course, students will not simply memorize the events of the past, but will learn the academic procedures for re-creating the human past from historical documents, and the historical thinking that considers why the events occurred and what they meant. Through this learning, students will acquire the habit of relativizing the world and the era in which they live, and considering them in a wider frame of reference.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
本授業では、受講生が授業終了後に、近現代の天皇制についての知識を習得し、歴史学の方法論を説明できること、天皇制に対して自身の見解を持つことを目標とする。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the symbolic emperor system.
授業の内容や構成
Course Content or Plan
象徴天皇制に関する話題は新聞・テレビなどで取り上げられ、議論が展開されています。なぜ天皇制をめぐる議論が起こるのでしょうか。そもそも、日本社会において天皇とはどのような存在なのでしょうか。これを日本近現代史、特に戦後史の観点から考察し、将来のあり方を考えることを目的とします。

今のところの授業の予定は以下のとおりです。
ただし、教員の研究の進展によって、変更する可能性もあります。

第1回 象徴天皇制の現在
第2回 戦前の天皇制
第3回 戦争責任とメディア
第4回 いわゆる「人間宣言」と戦後巡幸
第5回 象徴天皇制成立とメディア
第6回 京都大学天皇事件
第7回 明仁皇太子の登場
第8回 ミッチー・ブーム
第9回 週刊誌とテレビの時代の象徴天皇制
第10回 皇太子夫妻の模索
第11回 昭和天皇の死去と「自粛」
第12回 平成のスタート
第13回 いわゆる「平成流」
第14回 新型コロナと令和の天皇制
第15回 テストと振り返り
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は特にありません。高等学校で日本史を履修していなくてもよいです。
関連する科目は、日本国憲法や政治学です。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への積極的参画(30%)と期末試験(70%)によって評価を行います。期末試験はレジュメ持ち込み可、2題出題しますが1題は第1回目の授業時に問題を述べます。100点満点中の60点以上を合格とします。
試験については、授業で扱った内容について正しく理解していること、天皇制に対して自身の見解を有することを評価の基準とします。
学期途中で履修の取りやめを希望する場合は、担当教員の許可を必要とします。
教科書
Textbook
教科書は指定しませんが、毎回の授業で講義資料を配付します(TACTにもアップロードします)。
参考書
Reference Book
必要に応じて授業中に指示します。
全体を通じては以下の本が参考になります。
 河西秀哉『皇室とメディア』(新潮選書、2024年)
 河西秀哉『天皇制と民主主義の昭和史』(人文書院、2018年)
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
新聞・雑誌・テレビ・ネットなどで、天皇制に関する報道にも触れ、講義内容と比較検討してください。
また、日本の天皇制だけではなく、各国の君主制に関する書籍などを読んでもらえると幸いです。
注意事項
Notice for Students
私語には厳しく対応しますので、しないこと。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
私たちは普段は天皇という存在をそれほど気にすることはないかもしれません。しかし、なぜそういった存在がいるのか、なぜみんながその存在を知っているのか、ぜひこの授業で考えてみてください。

担当教員は、文学部・人文学研究科で日本近現代史を教育研究しています。自身の研究テーマを話すことで、受講生のみなさんに歴史学について興味を持ってもらうこと、現代社会に関心を持ってもらうことをこの授業の目標に掲げたいと思います。

できるだけわかりやすくお話しするように心がけますので、みなさんの積極的な参加をお待ちしています!
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。