学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0085211
科目名 【日本語】
Course Title
芸術論B
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Art B
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
山田 亘 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YAMADA Ko ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅵ 金曜日 2時限
VI Fri 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
メディア芸術について論じます。メディア芸術とは,コンピュータ以降の新しいテクノロジーを用いて制作されただけでなく,サイエンスや新しいテクノロジーについての省察をその内容に含むような芸術のことです。コンピュータ・アート,バイオアート,さらにはある種のデザインやポップカルチャーなども,ここに含まれます。受講生は,新しい作品の理解を通して,現代の社会とそれを支えるテクノロジー,またテクノロジーと自然との関係などについて考察します。芸術論Aと補完的です。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
In Art Theory B we mainly discuss media arts. Media arts are arts that are not only created using new technologies since the computer, but also include reflections on science and new technologies. This includes computer art, bio-media art, and even some kinds of design and pop culture. Through the understanding of new works, students are requested to reconsider the contemporary societies and the technology that supports them, and the relationship between technology and nature. Art Theory B is complementary to Art Theory A.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
伝統的なアートの本質は個の⽣きる⽬的や探究することの意味を考える「哲学」に通じるところが大きいが、
現代美術と位置付けられるアートは、それに加えて社会や他者との「関わり」の要素や、作品を形作るための技術革新の要素が、よりクローズアップされていく。関わりをつなぐ「メディア」と「テクノロジー」をキーワードに新たに出現してくる様々な表現を知る事で視野を広げ、⾃⼰と周りの世界との関係性の変化を俯瞰的に捉え、来るべき局面を予測できるようになることを目指している。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
The essence of traditional art lies significantly in its philosophical nature, pondering the purpose of individual existence and the meaning of inquiry. Contemporary art, as it is categorized, further amplifies this by emphasizing the element of 'engagement' with society and others. By exploring various expressions emerging around the keyword 'media', which connects these interactions, the aim is to broaden perspectives. This understanding enables an overarching view of the relationship between the self and the surrounding world, preparing to anticipate forthcoming scenarios.
授業の内容や構成
Course Content or Plan
近現代から現代に登場した芸術の有り様を、ジャンル別に具体例を示しながら紹介・解説していきます。
様々な映像資料等を参照しつつ、社会におけるアートの位置づけや機能にも言及していきます。

「現代美術」の登場とメディアアートの萌芽
アートとテクノロジーの関係
コンセプチュアルアート
インスタレーション
アースワークと環境アート
写真の登場と既存芸術の変革
映像メディア表現(実験映画から〜ビデオアートへ)           
実験音楽からサウンドアートへ
インタラクティブ・アート
ボディ・アート・⾝体性・パフォーマンス
関係性の美学とリレーショナルアート・ソーシャリー・エンゲイジド・アート
アートとロボティックス
バイオ・アート
AI生成アートとプロンプト・エンジニアリング
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
芸術論A
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
出席(30%)--授業毎に確認します。 授業内レポート課題 (課題内容は授業の中で指示します。) (70%)
教科書
Textbook
使⽤しない。参考資料サイトを用意して授業を行います。
参考書
Reference Book
必要に応じて授業内で指示します。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
必要に応じて授業内で指示します。
注意事項
Notice for Students
出席も重視しているため、毎回出欠確認をしています。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
メディアやテクノロジーを意識的に活用した表現がどのように生まれ、発展したかの流れを知る事は、ただ知識を増やすというためではありません。当たり前になってしまっている環境やそれを支えるテクノロジーを意識的に対象化し、今後についてを考え、想像を巡らせてみて欲しいと考えています。 
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
<実務経験>
2021-2022:なごや日本博「ストリーミング・ヘリテージ」(メディア・アートフェスティバル)において運営ディレクターを務めた。2018〜現在:アーティスト・コレクティブ「長者町スクール・オブ・アーツ」会長を務め、現代アート企画のプロデュースを行っている。
<実務経験と本授業との関連性>
メディアアートの国際的な企画でのディレクターや現代アートの企画プロデュースでの実務経験を踏まえて、作品の背後にあるプロセスや考え方などの実態を踏まえた解釈や、現代のアートが果たす役割や社会との接点のリアリティなどにも触れる形で授業を進める。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。