授業の目的及びねらい Goals of the Course | | 授業の概要 本講義では、教育学の基本的概念を学ぶとともに、教育の理念や思想の歴史的展開をふまえながら、教育の本質と今日的課題について検討していく。また、近代教育制度が成立・発展してきた背景を理解し、現代学校の諸課題について考察するための歴史的視座を獲得する。
到達目標 ・教育学の基本原理(理念、歴史、思想を含む)及び教育と学習の具体的な現実を往還することで、教育に関わる現代的課題を理解することができる。 ・グループワークを通じて「読む、書く、話す、聞く」のサイクルを共同で経験し、省察的学習の実践の方法論を身につけている。 ・感想交流やレポート作成を通し、読み手を意識した論理的な文章を書くことができる。 |
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授業内容 Course Content / Plan | | 第1回 ガイダンス(※成績評価の説明をするので、初回は必ず出席すること) 第2回 よい教育とは何か:教育の原義 第3回 子どもの教育を受ける権利:子どもの権利条約 第4回 子ども・人間という存在について考える:教育実践の歴史 第5回 日本における教育①戦前・戦中 第6回 日本における教育②戦後の教育の転換と憲法の理念 第7回 日本における教育③戦後教育学は何を目指してきたか 第8回 日本における教育④高度経済成長期以降の学校教育を振り返る 第9回 教育を受ける権利を支える学校制度とは? 第10回 教育を受ける権利の現在①いじめと不登校、学校安全について 第11回 教育を受ける権利の現在②子どもの貧困 第12回 教育を受ける権利の現在③障害のある子ども 第13回 学校は何のためにあるのか:国家と社会、個人から考える 第14回 学校は誰のものか:校則について考える 第15回 試験
*受講者の状況に応じて授業内容や進度等を変更する場合がある |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 小レポートの提出(30%)、期末試験(70%)をもとに総合的に評価する。課題の未提出・試験を受験していない場合、また11月末までに授業担当教員に履修を取り下げる旨を届け出た者は「W」として扱う。 |
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教科書 Textbook | | テキストは定めず、講義中に資料を配布する。Tactに授業資料を掲載し、それに基づいて授業を進めるため、各自タブレットやラップトップ等を持参すること。※持参が叶わないものには紙の資料を用意するので、初回授業で申し出ること。 |
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参考書等 Reference Book | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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