時間割コード
Registration Code
0023582
科目名
Course Title
教育原理
担当教員
Instructor
宇野 由紀子 ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅱ 水曜日 5時限
II Wed 5
対象学年
Year
情・理(学生番号後半)・農1年、2・3・4年、その他


授業の目的及びねらい
Goals of the Course
授業の概要
本講義では、教育学の基本的概念を学ぶとともに、教育の理念や思想の歴史的展開をふまえながら、教育の本質と今日的課題について検討していく。また、近代教育制度が成立・発展してきた背景を理解し、現代学校の諸課題について考察するための歴史的視座を獲得する。

到達目標
・教育学の基本原理(理念、歴史、思想を含む)及び教育と学習の具体的な現実を往還することで、教育に関わる現代的課題を理解することができる。
・グループワークを通じて「読む、書く、話す、聞く」のサイクルを共同で経験し、省察的学習の実践の方法論を身につけている。
・感想交流やレポート作成を通し、読み手を意識した論理的な文章を書くことができる。
授業内容
Course Content / Plan
第1回 ガイダンス(※成績評価の説明をするので、初回は必ず出席すること)
第2回 よい教育とは何か:教育の原義
第3回 子どもの教育を受ける権利:子どもの権利条約
第4回 子ども・人間という存在について考える:教育実践の歴史
第5回 日本における教育①戦前・戦中
第6回 日本における教育②戦後の教育の転換と憲法の理念
第7回 日本における教育③戦後教育学は何を目指してきたか
第8回 日本における教育④高度経済成長期以降の学校教育を振り返る
第9回 教育を受ける権利を支える学校制度とは?
第10回 教育を受ける権利の現在①いじめと不登校、学校安全について
第11回 教育を受ける権利の現在②子どもの貧困
第12回 教育を受ける権利の現在③障害のある子ども
第13回 学校は何のためにあるのか:国家と社会、個人から考える
第14回 学校は誰のものか:校則について考える
第15回 試験

*受講者の状況に応じて授業内容や進度等を変更する場合がある
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
小レポートの提出(30%)、期末試験(70%)をもとに総合的に評価する。課題の未提出・試験を受験していない場合、また11月末までに授業担当教員に履修を取り下げる旨を届け出た者は「W」として扱う。
教科書
Textbook
テキストは定めず、講義中に資料を配布する。Tactに授業資料を掲載し、それに基づいて授業を進めるため、各自タブレットやラップトップ等を持参すること。※持参が叶わないものには紙の資料を用意するので、初回授業で申し出ること。
参考書等
Reference Book
授業中に参考文献を紹介する。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面での実施