授業の目的及びねらい Goals of the Course | | 道徳教育の歴史や教科化の理念を理解させるとともに、道徳性の発達理論や授業理論をもとに、現在求められている「考え、議論する道徳」の授業の在り方を考える。さらに、学習指導案の作成や模擬授業を通して、教育現場における「特別な教科 道徳」の指導の在り方について、体感的に学ばせる。 |
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授業内容 Course Content / Plan | | 1.オリエンテーション 道徳とは・道徳教育とは 2.道徳性の発達論ほか 3.日本の道徳教育の歴史 4.道徳科の指導方法(1) 5.道徳科の指導方法(2) 6.学習指導要領における道徳の内容項目 7.道徳科の評価:学習指導要領の目標に照らして 8.子どもの心の成長-規範意識や自尊感情との関係から 9.現代社会における道徳教育の課題(いじめ・情報モラル等) 10.教材の収集と開発・学習指導案の立案 11.視聴覚教材を用いた授業(模擬授業) 12.読み物資料を用いた授業(模擬授業) 13.模擬授業のふり返りと授業改善の視点 14.学級経営と道徳教育:教育活動全体を通じた指導と学校の指導計画 15.まとめ |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業課題(30%)、模擬授業(指導案・実践・振り返り)(40%)、最終レポート(30%) 授業内容の理解度、指導案の再現性の高低、「考え、議論する道徳」を踏まえているか否か等が評価基準となる。
WとFの判断基準:履修取り下げ制度を採用し、履修登録修正期間後、11月末までに授業担当教員に履修を取り下げる旨を届け出た者は「W」とする。その他はA+、A、B、C、C-、F(2020年度以降入学者)、あるいはS、A、B、C、Fのいずれかで評価する。 |
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教科書 Textbook | | 荒木寿友・藤井基貴(編著)『道徳教育』ミネルヴァ書房(2019) ISBN978-4-623-08190-5 |
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参考書等 Reference Book | | 文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)開設 特別の教科 道徳編』 https://www.mext.go.jp/content/220221-mxt_kyoiku02-100002180_004.pdf 道徳教育学フロンティア研究会(編)『新・道徳教育はいかにあるべきか』ミネルヴァ書房 ISBN978-4-623-09842-2 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 基本的に対面で実施する。 なお、数回の授業をオンデマンドで実施する場合がある。その場合はTACTを通して連絡する。 |
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