時間割コード
Registration Code
0044581
科目名
Course Title
道徳教育の理論と実践
担当教員
Instructor
伊藤 博美 ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅳ 木曜日 5時限
IV Thu 5
対象学年
Year
理・農2年


授業の目的及びねらい
Goals of the Course
道徳教育の歴史や教科化の理念を理解させるとともに、道徳性の発達理論や授業理論をもとに、現在求められている「考え、議論する道徳」の授業の在り方を考える。さらに、学習指導案の作成や模擬授業を通して、教育現場における「特別な教科 道徳」の指導の在り方について、体感的に学ばせる。
授業内容
Course Content / Plan
1.オリエンテーション 道徳とは・道徳教育とは
2.道徳性の発達論ほか
3.日本の道徳教育の歴史
4.道徳科の指導方法(1)
5.道徳科の指導方法(2)
6.学習指導要領における道徳の内容項目
7.道徳科の評価:学習指導要領の目標に照らして
8.子どもの心の成長-規範意識や自尊感情との関係から
9.現代社会における道徳教育の課題(いじめ・情報モラル等)
10.教材の収集と開発・学習指導案の立案
11.視聴覚教材を用いた授業(模擬授業)
12.読み物資料を用いた授業(模擬授業)
13.模擬授業のふり返りと授業改善の視点
14.学級経営と道徳教育:教育活動全体を通じた指導と学校の指導計画
15.まとめ
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業課題(30%)、模擬授業(指導案・実践・振り返り)(40%)、最終レポート(30%)
授業内容の理解度、指導案の再現性の高低、「考え、議論する道徳」を踏まえているか否か等が評価基準となる。

WとFの判断基準:履修取り下げ制度を採用し、履修登録修正期間後、11月末までに授業担当教員に履修を取り下げる旨を届け出た者は「W」とする。その他はA+、A、B、C、C-、F(2020年度以降入学者)、あるいはS、A、B、C、Fのいずれかで評価する。
教科書
Textbook
荒木寿友・藤井基貴(編著)『道徳教育』ミネルヴァ書房(2019)
ISBN978-4-623-08190-5
参考書等
Reference Book
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)開設 特別の教科 道徳編』
https://www.mext.go.jp/content/220221-mxt_kyoiku02-100002180_004.pdf
道徳教育学フロンティア研究会(編)『新・道徳教育はいかにあるべきか』ミネルヴァ書房
ISBN978-4-623-09842-2
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的に対面で実施する。
なお、数回の授業をオンデマンドで実施する場合がある。その場合はTACTを通して連絡する。