授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 神話は、神々や英雄たちを主人公とした、荒唐無稽でありつつも何らかの真理を語る話であるのが通例である。ギリシア神話をいくつかのタイプに分けて、代表的なものを見てゆき、それぞれに込められた意味を理解する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | A myth is usually a story that is extravagant but tells some truth. This course classifies Greek myths into several types and looks at the typical examples with a view to grasping the meanings embedded in them. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ギリシア神話とはどういう精神世界なのかを知ることを目指す。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | ≪ギリシア・ローマ神話学(A)≫
授業は次のような構成で進行し、ギリシア神話の概要を示してゆく。
①Ⅰ 神話とは何か ②Ⅱ 起源神話 A. コスモロジー ③ B. 人類の成立 1 ④ 人類の成立 2 ⑤ C. ローカルコミュニティ発生の神話 ⑥Ⅲ 神々の神話 A. オリンポス山 ⑦ B. ヘラ ⑧ C. デメテル ⑨ D. アルテミス ⑩ E. アテナ ⑪ F. ヘルメス ⑫ G. アポロン ⑬ H. ディオニュソス ⑭ I. 神と人の恋 ⑮ J. 神々と人の領分 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | ギリシア神話に関心があり、神話の意味を考える意欲があること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・定期試験による。試験では、神話を具体的に記述しその意味を的確に説明することができるかどうかを見る。 ・60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | ブルフィンチ著、『ギリシア・ローマ神話』(岩波文庫)。 アポロドーロス著、『ギリシア神話』(岩波文庫)。 |
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参考書 Reference Book | | R.バクストン著『ギリシア神話の世界』(東洋書林、2007)。 吉田・松村著『神話学とは何か』(有斐閣新書、1987)。 西村賀子著『ギリシア神話:神々と英雄に出会う』(中公新書、2005)。 B.グラツィオージ著『オリュンポスの神々の歴史』(白水社、2017)。 これらの本は関心に応じて読んでください。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 2冊の教科書の中の、前もって指定される神話を読み比べ、そこに何が読み取ることができるかをじっくり考えてくること。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | この授業は、秋学期の<西洋古典学概論b>へと続きます。春学期は通常授業ですが、秋学期は集中講義の形で10-11月に実施します。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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