授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | ・欧米や日本における都市社会学的研究の歴史的展開を概観することを通して、都市社会学の代表的な理論や概念を習得するとともに、都市の現代的変動に対するアクチュアルな現状認識を培う。 ・離島や災害の調査事例を題材に、都市化に伴う地域生活と自然環境の関わりの変化や直面している諸問題について理解を深める |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of this course is to grasp (1) historical development of urban sociology in Japan and abroad and (2) changes and problems in the relationship between local community and the natural environment following urbanization. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 授業の終了時には都市社会学の歴史的展開や理論枠組について基本的な説明が出来るようになる。また、都市化に伴う地域生活と自然環境の関係の変化やそれに付随する諸問題について具体例を挙げて説明できるようになる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回:イントロダクション
第2回~第6回:欧米における都市社会学の展開 シカゴ学派や新都市社会学など欧米の都市社会学の理論や争点、代表的な実証的研究成果について。パーク、バージェス、ワース、フィッシャー、ガンズ、カステル、ハーベイ等の研究を概説する。
第7回~第10回:日本における都市社会学の展開 農村(社会学)と都市(社会学)の関係、欧米の都市社会学の日本的受容、日本都市の二重構造、学校と地域など。有賀喜左衛門、鈴木栄太郎、鈴木広、倉沢進、玉野和志等の研究を参考に概説する。
第11回~第15回:都市と自然 都市産業廃棄物の離島への不法投棄事件(豊島事件)、瀬戸内離島のアートプロジェクト、都市水害や震災復興に関する事例調査を題材に、都市の発展に伴う自然の変容についてレクチャーする。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への取り組み(小レポート)と期末レポートの総合評価。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 玉野和志編『都市社会学を学ぶ人のために』(世界思想社)他、授業中に適宜紹介する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 毎回の授業で、授業内容に対する質問やコメントをtactに提出することをノルマとする。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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