授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 統語論を研究するには、基本的な概念を理解した上で、実際の言語データをそれらの概念を利用して分析できなければなりません。この授業は、統語論研究に必要な基礎的能力を身につけることを目的とします。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to review basic concepts of syntax and to learn practical methods necessary for syntactic analyses. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業の到達目標は次の2点です。①統語論的な分析に必要な基本概念を理解する。②それらの概念を使った、基礎的なレベルの統語論的な分析に習熟する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 統語論に関する基本的な概念がまとめられている下記のテキストを読み進めながら、テキストの章末問題や他の問題を解くことで、統語論的な分析を実践的に学びます。 毎回、授業で取り扱った箇所で言及されていた概念について、理解度をチェックするための小テストを行います。また、毎回課題を課します。 テキストは全部で9章ありますが、春学期は前半の下記4章を取り扱います。 1. What is syntax? 2. Words belong to different classes 3. Looking inside sentences 4. Head and their dependents |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | この授業は秋学期の言語学講義Ⅱと連続しています。春学期だけの受講も認めますが、できれば言語学講義Ⅱと合わせて受講してください。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業の到達目標の達成度を基準として評価します。毎回の小テスト・課題(50%)、学期末レポート(50%)とし、100点満点に換算して60点以上を合格とします。 小テストでは、①統語論的な分析に必要な基本概念が理解できているかどうか、課題および学期末レポートでは、②基本概念を使った基礎的なレベルの統語論的な分析に習熟しているかどうかを確認します。なお、毎回の課題を5回以上提出しなかった場合は、学期末レポートの点数にかかわらず「不合格(F)」として扱います。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 下記のテキストを使用します。テキストはコピーを配布します。 Tallerman, Maggie (2019) Understanding Syntax (5th edition), Routledge. |
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参考書 Reference Book | | Payne, Thomas (2006) Exploring Language Structure: A Student's Guide, Cambridge University Press. Cowan, W. and J. Rakušan (1999) Source book for linguistics, John Benjamins. 上記の他、授業中に適宜紹介します。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 一回の授業で10ページほど進む予定です。その日の授業で取り扱う箇所は必ず事前に読んできてください。授業後には、小テスト、課題に取り組み、所定の期日までに提出してください。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 履修取り下げ制度を利用します:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、履修取り下げ届を提出しないで、学期末レポートを提出しなかった場合、学期末レポートを提出しても毎回の課題を5回以上提出しなかった場合は「不合格(F)」として扱いますので、注意してください。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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