授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 人文学の知の伝統を踏まえて、古代ギリシア史の諸問題を様々な角度から検討することにより、人間への洞察力を涵養する。この講義を履修することにより、古代ギリシア文明の世界に触れ、その歴史、とりわけ古代ギリシアにおける歴史叙述の伝統についての基礎的な知識を得ることができる。この講義では、紀元前5世紀の歴史家ヘロドトスの『歴史』を手がかりとして、古代ギリシア文化への理解を深める。
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The primary aim of this course is to make an overview of the history of Classical Athens. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 古代ギリシア史の基礎知識、西洋古代史を研究するための能力と方法論を身に付ける。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | ヘロドトスとペルシア戦争の研究
1. 歴史のなかのペルシア戦争 2. ギリシア史研究の史料と方法 3. ギリシア人の地中海への展開 4. 前古典期のギリシア世界 5. ペルシアの興隆 6. ヘロドトスとエジプト 7. ペルシアによるエジプト支配 8. ダレイオスのスキュティア遠征 9. イオニアの反乱 10. スパルタ 11. マラトンの戦い 12. クセルクセスの遠征 13. サラミスの海戦 14. プラタイアの戦いとペルシア戦争のその後 15. まとめ
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | ギリシアと地中海の古代文化に関心を持っていること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業へのコメント(20%)、自宅での課題学習(30%)、定期試験の成績(50%)を総合的に評価する。 100点満点で、60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 桜井万里子『ヘロドトスとトゥキュディデス 歴史学の始まり』山川出版社(2006) 周藤芳幸『ギリシア 地中海への展開』京都大学学術出版会(2006) 中務哲郎『ヘロドトス『歴史』—世界の均衡を描く』岩波書店(2010) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 課題、及び講義の際に指示する箇所を精読しておくこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | B-2) 対面授業科目(一部遠隔:オンデマンドあり) |
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