学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0162407
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
環境行動学P
科目名 【日本語】
Course Title
社会学講義Ⅱa(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Sociology IIa(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMSO3107J
担当教員 【日本語】
Instructor
丹邉 宣彦 ○
担当教員 【英語】
Instructor
NIBE Nobuhiko ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 5時限
Spring Tue 5
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(「社会学、経済学」)、
高一種・公民(「社会学、経済学」)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
都市化と産業・階層


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
都市は近代社会の特徴を凝縮し、経済活動が活発であるだけでなく、文化的・社会的活力の高い空間である。本講義では、シカゴ派と新都市社会学の発想を学びながら相対化し、「都市度」に加えて、産業化、社会階層という観点から都市空間の特徴について検討していく。そのことを通じて、日本、とくに中京圏の都市のユニークな特性についてとらえる。
 本講義では「専門分野における基本的な研究方法を理解し、応用する力」、「現代社会が直面する諸問題に専門分野の知見に基づき対応できる能力」を身に付けることを目指す。授業を通じて、都市・地域の社会構造をとらえ、地域づくりについて考えるこどができる能力を身に付ける。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the fundamental principles of urban sociology, mainly examining the relation between industrialization and class disparity in urban areas.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
地域社会学・都市社会学の理論を踏まえて地域社会の構造と地域課題に即した問いを立て、調査方法を考え、まちづくりを構想する力をやしなう。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
以下のような内容について順次講義をおこなう。 

序 都市化と社会階層:都市度と産業化 
Ⅰ 古典にみる都市空間と階層
 1.序論 2.マルクス主義と第二世代の社会学者たち 3.シカゴ派と同心円モデル/セクター理論 

Ⅱ 都市化と産業化の転回
 4.産業化と階層/日本の工業化と地域開発 5.コミュニティの解放と下位文化/退屈な郊外? 6.脱産業化と都市危機 7.セグリゲーションとエスニック・マイノリティ 8.再都市化とジェントリフィケーション 

Ⅲ グローバル化と都市の公共性
 9.世界都市論とネオ・リベラル・シティ 10.IT化とシリコンバレー・創造都市論 11.産業グローバル化先進都市:豊田と刈谷 12.エスニック・マイノリティと多文化共生 13. 都市の生活環境とまちづくり:四日市の事例(11~13については現地実習を含む) 14.都市類型の盲点と都市の公共空間  15. 総括と結び 
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
とくにないが社会学概論を履修しているか、並行して履修することが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
平常点70%(課題、小テストなど)とフィールドでの現地実習を踏まえた期末レポート(30%)
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
文献についてはその都度指示し、資料については配布する。
参考書
Reference Book
丹辺宣彦・中村麻理・山口博史編, 2020, 『変貌する豊田』, 東信堂
中筋直哉・五十嵐泰正編,2013, 『よくわかる都市社会学』, ミネルヴァ書房.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業終了時に小テストないし課題を課するため、自宅学習が必要になる場合がある。授業後半には、授業時間外の日に産業都市のフィールド(豊田市・四日市市)で現地実習をおこなうので必ず参加すること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
あり
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で行う。