授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業では、近現代日本に関わる卒業論文を書く学生に対し、関連分野の教員が専門的なアドバイスを行う。これにより学生は、作品の表現の分析、資料の収集、プレゼンテーション、論文の書き方などを修得する。取り上げるテーマは、とりわけ文学や映像に関わる表象文化の研究を中心とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course provides specialized advice from faculty members in related fields to students writing graduation theses on modern and contemporary Japan. Through this, students will develop skills in analyzing expressions in works, gathering relevant sources, delivering presentations, and writing academic papers. The themes covered will primarily focus on the study of representational culture, particularly in literature and film. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 授業を通じ学生は、自らの着眼点と学術的な方法にもとづいて、そのテーマに関わる考察を行い、論文を執筆することを目標とする。具体的には以下のことである。
・ 関連する先行研究を調べる
・ 自分自身の分析の問題設定をする
・ 問題設定に従い、作品の表現や資料の分析をする
・ 関連資料を収集する
・ 発表資料を作成し、受講生の前で発表する
・ 論文の執筆を行う
・ 質疑応答を行う
この授業は集中講義形式ではなく、各アドバイザ教員との相談によって日程が決められるゼミ形式で行われます。
履修登録後すみやかに(初回授業以前に)、TACTのメッセージ機能を利用して、希望するアドバイザ教員に履修希望の連絡をして下さい。
アドバイザ教員の専門分野は下記のとおりです。
飯田祐子 近現代日本文学・文化、ジェンダー批評
尹シセキ ミステリーなど大衆文学、中比較文学・文化
小川翔太 (2025後期不開講)トランスナショナル映画研究、非劇場映画文化、アーカイブと映像論
日比嘉高 近現代日本文学・文化、越境文学、デジタル・ヒューマニティーズ
藤木秀朗 映画史、映画理論、環境問題と映像メディア、メディア理論
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業はそのテーマに関わりの深い担当教員と相談しながら進行する。開講の形態は、学期当初の授業において決定する。
特定のテーマ、思潮、出来事などに注目しながら、自身の設定した研究の主題に関わって研究報告を行う。学生は、対象作品や作家、主題を決め、資料調査を行い、参考文献を収集した上で、問題設定を定め、それを論じる。発表者の報告を聞いたあと、教員も交えて参加者全員で議論する。数度の研究報告を経ながら、論文の執筆を進める。
授業計画
第1回: イントロダクション
第2回: 問題の設定(1)
第3回: 問題の設定(2)
第4回: 関連文献の調査と分析(1)
第5回: 関連文献の調査と分析(2)
第6回: 関連文献の調査と分析(3)
第7回: 調査・分析の報告と議論(1)
第8回: 調査・分析の報告と議論(2)
第9回: 調査・分析の報告と議論(3)
第10回: 調査・分析の報告と議論(4)
第11回: 論文の執筆と検討(1)
第12回: 論文の執筆と検討(2)
第13回: 論文の執筆と検討(3)
第14回: 論文の執筆と検討(4)
第15回: 論文の執筆と検討(5) |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 近現代日本研究に関係する他の授業と併せて履修すると、理解が深まります。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への参加姿勢(発言、作品や資料の下読み、など)、研究報告の達成度を総合的に判断する。
60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用) |
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