学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0302463
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
演習ⅠB
科目名 【英語】
Course Title
Seminar IB
担当教員 【日本語】
Instructor
藤林 大貴 ○
担当教員 【英語】
Instructor
FUJIBAYASHI Hirotaka ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 5時限
Fall Thu 5
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業は、現代政治学・公共政策分野での実証研究の手法・アプローチを紹介する、学部生向けの演習授業です。本演習の構成は、(1) グループでの論文輪読・ディスカッションと(2)参加者個人の課題研究から成り、この二つを同時並行で進めていきます。
前者の論文輪読について、政治学・社会科学方法論の導入に相応しい初歩的なリーディングを交えつつ、参加者の興味関心・研究テーマに即した実証的な学術論文を扱う予定である。(参加者の意欲にもよるが)可能であれば英語文献を数多く取り上げる。後者について、本演習の参加者の最終目標は、卒業時までに学位論文(またはそれに準ずるゼミ論文)を仕上げることです。このことを念頭に置きながら、(主に学部2-3年次に)政治学・公共政策分野の実証研究におけるリサーチ・デザインの基礎・原則(すなわち、実証研究における理論の役割、検証可能な問いの立て方、仮説の形成、データの収集と分析という一連の流れとそれを自らデザインする能力)を学び、参加者各々が学位論文のテーマを見つけそれを発展させていく手助けをする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This is an undergraduate-level seminar that introduces students to the empirical approach to contemporary political science and public policy research. It does so through a combination of (1) group reading and discussion and (2) individual research projects. The reading materials will be decided and tailored to participants’ interests and their academic progression, while students should expect to read a lot of academic papers written in English. Among the most concrete goals of students taking this course is to complete an undergraduate thesis (or the equivalent) on a striking political issue or policy-related agenda of their interest by the time of their graduation. Bearing this in mind, the seminar will introduce them to the principles of research design in political science and public policy research, including the purposes of theories, types of (feasible) questions, forms and roles of hypotheses, and how to collect and analyze “data” with multitudes of hands-on experiences.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この演習を受講した学生は、
(1) 現代政治学・行政学・公共政策学の分野で一般的に用いられる理論的アプローチや研究手法・方法論について基礎的な理解を得る
(2) 各自の専門分野の最新の研究動向について理解することができる
(3) 政治学その他の社会科学研究に有用なデータ分析、定量的手法を習熟することができる
(4) 口頭・書面いずれにおいても強固なコミュニケーション・スキルを獲得することができる
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Upon successful completion of this course, students will be able to:
(1) have a basic understanding of theoretical approaches and research strategies that are commonly used in contemporary scholarship(s) of political science and public policy/administration;
(2) understand the latest trends in the literature(s) of their specialization or field of interest;
(3) grow more confident with quantitative methods and data scientific approaches in political and social sciences; and
(4) acquire strong communication skills, both verbally and in writing.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
(1) 初回はガイダンス。履修者の顔合わせと本演習の目的の確認を行なった上で、次回以降の回で輪読する文献の選定や発表順序の決定を行う。
(また別途、初回授業後のなるべく早い段階で、担当教員と個別の面談をする時間を調整してください。面談の目的は、参加者個人の興味関心・テーマを確認し、個々の研究スケジュール等を大まかに把握することです。初回授業時に、ゼミ全体での決め事が決まった後、且つ学生側の都合がつく場合にはその場で相談することも可能です。)
(2-15) 第2週以降は、 (1) 論文輪読と (2) 個別の研究課題の報告 を同時並行的に進めます。具体的な発表順やスケジュール等は、初回に決めたものに従う予定です。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特段の履修条件はありません。政治学・行政学分野における実証研究、特に数量データや定量的な分析手法への強い関心があることが望ましいが、必須要件ではありません。本演習の中でも、計量政治・定量分析に関する方法論的なトレーニング(RもしくはStataを使用した演習等)をある程度は提供する予定ですが、時間的な制約からすべてを一から扱うこと難しいことが予想されます。そのため、「計量政治学」の授業や他学部・研究科開講の統計・計量分析の履修をあわせて検討する事を勧めます。
基本的には、通年かつ(履修開始時から)卒業年次まで継続して同演習を履修すること、並びに卒業論文を書く意欲があることを前提として演習の計画をしています。卒業論文による単位認定を申請しない場合でも、卒業までに同等のゼミ論文を完成させていただきます。(したがって、基本的には卒業論文の単位修得を目指すことが理想です。)
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
• 毎回の演習への参加 (30%)
• 担当会の発表およびその準備 (40%):
• 期末課題 (30%): 学期末に、個別の研究課題に関する課題を一つ提出してもらい成績評価の一部として換算する予定です。具体的な課題の内容については、各学生の年次・研究の進捗状況に応じて調整しますが、4年卒業時に卒業論文を完成させる目的から逆算していくと、一般的には以下のようなスケジュールになるかと思います。

演習IA – 研究課題・テーマ決め、RQの設定
演習 IB – 先行研究のレビューとRQの再設定(必要があれば)
演習 IIA – リサーチ・デザインの決定
演習 IIB – データ収集
演習 IIIA – データ分析
演習 IIIB – (再)データ分析と論文の仕上げ
教科書・テキスト
Textbook
特定の教科書は使用しません。演習内で輪読する文献については、TACTのシステムを通じて電子ファイルの形で共有します。
参考書
Reference Book
受講生全員に共通して指定する参考書はありません。個別の課題研究を進める上で有用な参考文献等については、適宜、個別に紹介します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回の演習には、各回指定の文献をきちんと読んだ上で臨むようにしてください。また、各自の発表担当会前にはレジュメ等の資料を事前に共有していただくことをお願いします。必ず決められた期日を守って準備・提出するようにしてください。
注意事項
Notice for Students
• 授業運営上、定員を設けています。法学部生に関しては、演習の参加申込書に基づいて選考します。法学部生の履修を優先し、他学部所属の学生および大学院生の履修については、法学部生との合計が定員に満たない限りにおいてのみ認めます。聴講希望者(法学部内で他の教員の演習に正規に属する者も含む)の扱いについても同様で、原則として聴講者にも正規の受講生と同様の負担を求めます。
• 受講生の毎回の出席を前提とし、原則として欠席の場合の代替措置は講じませんが、やむを得ない理由で授業を欠席せざる場合については柔軟に対応するため、遠慮せずに担当教員に相談するようにしてください。また、理由の如何を問わず、授業を欠席する場合には担当教員に事前に連絡するよう心がけてください。
• 演習内で扱う文書のうち非公開のもの(投稿・査読前の論文や、他の学生の研究計画やワーキングペーパー等)については、(著者・著作権者の許可を直接得ている場合を除き)授業以外での使用を認めません。
• 授業の録画・録音、またその具体的な内容を不特定多数が知りうる環境で公開する行為(SNSへの投稿等)は原則として認めません。仮に、これに該当する行為を行う場合には、担当教員並びにすべての受講生の許可を得た上で行って下さい。
• 課題の提出等に関して、論文の盗用・剽窃や不適切な文献の引用等、不正行為とみなされる行為が確認された場合には、名古屋大学法学部・大学院法学研究科の規定に沿って厳正に対処します。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的に対面で実施します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)