時間割コード
Registration Code
0684510
科目名
Course Title
数学科教育法Ⅲ
担当教員
Instructor
小林 亮一 ○ 飯島 康之 福谷 敏 田中 紀子 伊藤 仁一
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
対象学年
Year
3・4年、その他


授業の目的及びねらい
Goals of the Course
本授業は教科教育法のⅢとして,数学教育カリキュラムの考え方の基本を理解し,中高学習指導要領(数学)の内容・方法・評価を教材研究の形で体系的かつ実践的に学ぶことを主な目的とする。講義はオムニバス形式で,集中講義の形で実施される。
授業内容
Course Content / Plan
1.教材研究の楽しみ方Ⅰ 「教材研究」をどうやるか?(担当:福谷)
2.教材研究の楽しみ方Ⅱ 素材探し:「良い問題」「数学のトリビア」(担当:福谷)
3.教材研究の楽しみ方Ⅲ 教材の限界(本当の難しさ,または凄さ)(担当:福谷)
4.学校数学で生じた直観幾何学1 等積変形から等面四面体(担当:伊藤)
5.学校数学で生じた直観幾何学2 フェルマー点から球面三角形(担当:伊藤)
6.学校数学で生じた直観幾何学3 正多角形の分割から2次曲線(担当:伊藤)
7.PISA・TIMSS等からみた日本の教育(担当:田中)
8.数学科における探究活動「問題作り」(担当:田中)
9.数学科における探究活動とその評価(担当:田中)
10.「パラメータを無限大に飛ばしたらどうなるか」という問題の考察 I(担当:小林)
11.「パラメータを無限大に飛ばしたらどうなるか」という問題の考察 II(担当:小林)
12.「パラメータを無限大に飛ばしたらどうなるか」という問題の考察 III(担当:小林)
13.数学教育における「問題解決」の観点から見たICT利用(担当:飯島)
14.テクノロジー利用による数学的問題解決・教材研究・授業(図形等)(担当:飯島)
15.テクノロジー利用による数学的問題解決・教材研究・授業(関数,表計算等)(担当:飯島)
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
すべての担当者(5名各1日)の授業に出席した者に対し,担当者毎に行われる評価(各20点)の合計点により,入学年度に従ってA+~F,またはS~Fの評価を与える。
小林担当分:レポートにより成績を評価する.試験のための一コマは,もし講義が終わらなければこの一コマを使って終わらせる.

WとFの判断基準:履修取り下げ制度は採用しない。各担当者(各1日)のいずれかを欠席した者は「W」,すべて出席したが評価の合計点が60点未満である者を「F」とする。
教科書
Textbook
高等学校学習指導要領解説数学編理数編,中学校学習指導要領解説数学編

小林担当分:特になし(講義資料を用意する)
参考書等
Reference Book
田中担当分:吉田明史編著 学習指導要領改訂のポイント 明治図書
小林担当分:高橋陽一郎著「漸近挙動入門」日本評論社2002
飯島担当分:
・ポリヤ『いかにして問題をとくか』(丸善)
・GC Resource Center(http://www.auemath.aichi-edu.ac.jp/teacher/iijima/gc_rc/index.htm)
授業開講形態等
Lecture format, etc.
全ての授業回について,対面で実施する。