授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 我が国は急峻な地形、脆弱な地質、梅雨や台風による集中豪雨、地震、火山噴火などの厳しい自然環境の上に、山地周辺の狭い平地で農地や住宅地などの土地利用が集中しているため、山地における土砂移動にともなう災害に悩まされてきました。このような山地および周辺における土砂災害の実態を理解するとともにその発生メカニズムや対策方法について理解する。さらには、山地森林流域における森林管理や渓流生態系の保全について考察することを目的としています。山地のみならず流域の森林や河川管理の視点から山地保全の重要性を考えていきます。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Japan has been suffering from disasters caused by sediment transport in mountainous areas due to the concentration of land use such as agricultural and residential areas in narrow flat areas around mountainous areas, in addition to the harsh natural environment of steep topography, fragile geology, torrential rains caused by rainy seasons and typhoons, earthquakes, volcanic eruptions, and so on. This course aims to understand the actual conditions of such sediment disasters in and around mountainous areas, as well as the mechanisms of their occurrence and countermeasures. Furthermore, we aim to examine forest management and stream ecosystem conservation in mountain forest watersheds. The importance of mountain land conservation will be considered from the perspective of forest and river management not only in mountainous areas but also in watershed forests and river basins. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・日本の厳しい自然環境(急峻な地形、脆弱な地質、集中豪雨、地震、火山噴火など)とそれに伴う山地災害の実態を理解する。
・土砂移動を伴う山地災害の発生メカニズムを科学的に理解する。
・山地災害の対策方法について知識を深め、その効果を考察することができるようになる。
・山地森林流域における森林管理や渓流生態系の保全について考え、具体的な課題や取り組みを理解する。
・流域スケールでの森林や河川管理の視点を学び、山地保全の重要性について考察する能力を養う。
・地域社会や環境保全における山地保全の役割を理解し、持続可能な管理方法を提案できる基礎を身につける。 |
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到達目標【英語】 Objectives of the Course | | ・Understand the realities of mountain disasters in Japan caused by its challenging natural environment, including steep terrain, fragile geology, intense rainfall from typhoons and monsoons, earthquakes, and volcanic eruptions.
・Gain a scientific understanding of the mechanisms behind sediment-related disasters in mountainous areas.
・Develop knowledge of countermeasures for mountain disasters and evaluate their effectiveness.
Consider forest management and stream ecosystem conservation in mountainous forested watersheds, understanding specific challenges and approaches.
・Learn to approach mountain conservation from a watershed-scale perspective, integrating forest and river management.
・Recognize the role of mountain conservation in local communities and environmental sustainability, building a foundation for proposing sustainable management strategies. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 以下の講義により構成される。
第1回 流域保全としての山地の土砂移動現象
第2回 流域保全における森林の役割の防災機能
第3回 山地斜面における侵食現象
第4回 土砂移動現象の背景(自然現象と人為的影響)
第5回 流域保全として重要となる崩壊現象の分類と発生メカニズム
第6回 地すべりと深層崩壊
第7回 流域保全としての地震や火山対策
第8回 斜面崩壊の危険箇所のアセスメントと予測
第9回 流域保全における森林管理の重要性
第10回 流域の水土保全における森林の役割と森林管理
第11回 野生動物管理と流域保全
第12回 流域的視点での森と川のつながり
第13回 森林管理と河川生態系管理
第14回 これからの流域管理:流域治水向けた取り組み
第15回 まとめ |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・流域保全の諸問題について,授業中に得た知識を用いて論述できることを合格の基準とする。
・定期試験(70%),毎回の小レポート(30%)
・履修取り下げ制度を採用する。 定期試験を受験しない者はW(欠席)とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 授業時にプリントを配布もしくはTACTにアップロードする。 |
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参考書 Reference Book | | 森林水文学入門 朝倉書店 2022
水資源対策としての森林管理:大規模モニタリングデータからの提言 東大出版会 2021
ベーシックマスター 生態学 オーム社 2007 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業プリントを綴じて,よく目を通し,復習してください |
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使用言語 Language Used in the Course | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 対面での講義を基本として、状況によりオンラインもしくはオンディマンド講義となる。 |
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