授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本演習では、キケロの『友情について(Laelius de Amicitia)』を読む。本書については、日本での研究書籍も多く、それらをまず繙き、キケロという人そのものについて探り、彼の哲学的思想についても学ぶ。その後に、実際にラテン語本文を読んで議論をすすめる。本演習を通して、古代ローマ時代に書かれた友情論がそれ以前と以後の言説にどのような影響を与えたかについて理解を深めるのが本授業の目的である。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In this seminar, we will read Cicero's Laelius de Amicitia. In the first sessions, we will read scholarly treatises on Cicero himself, as well as his philosophical standing. After founding good basis for understanding Cicero's treatises, we will translate the text and discuss contents. Through the seminar, it is aimed to deepen the understanding of how Laelius de Amicitia is related to the previous and later treatises on friendship, especially in the classical world. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 古代ローマ世界における友情論について翻訳や議論を通して学び、その他の西洋古典文学とのかかわりについて検討する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | <>
・Cicero, Laelius de Amicitiaの注釈書を用いながら読む。使用する注釈書は、参考書に挙げている英語、日本語のものを中心とするが、そのほかの言語で書かれているものについても適宜用いる。 ・キケロの友情論に関する既往研究は各国語で出ている。本授業では、まず英語で書かれた研究書を読むことでキケロの哲学的思想の背景について学び、ラテン語の原典の理解を促進したい。
1. ガイダンス -Ciceroについて、文献へのアプローチの仕方について
2-15. Cicero, Laelius de Amicitiaの読解(56-104)と議論 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | ラテン語中級を履修したか、それと同等以上の読解能力があることが望ましいが、履修中でもかまわない。 使用するコメンタリは英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語で書かれている場合もあるため、これらの言語の読解力も必要とされる(最低限英語は読めること)。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への参加(6割)ならびに、試験ないしレポート(4割)によって評価する。変更がある場合には、授業の初回に評価方法について説明する。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | Volk, K., and Zetzel, J. E. (eds.) Cicero Laelius de amicitia, Cambridge, 2024.
を用いるが、購入する必要はない。 |
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参考書 Reference Book | | キケロー著(中務哲郎訳)『友情について』岩波文庫、2017年。 キケロー著(中務哲郎・高橋宏幸訳)『キケロー選集9 哲学II』岩波書店、1999年。 そのほかのものについては、授業中に提示する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 各自、週ごとに課されるリーディング・マテリアルを読み、必要な箇所については調べること。また、翻訳・議論ができる状態で授業に挑むこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | B-2)対面授業科目(一部遠隔:オンデマンドあり) ※遠隔は7回/15回以下であること |
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