学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2022304
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
歴史文化学P
科目名 【日本語】
Course Title
東洋史研究Ⅳ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Studies in Asian History IV (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAH5104J
担当教員 【日本語】
Instructor
三田 昌彦 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MITA Masahiko ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 金曜日 3時限
Fall Fri 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
3年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中専修・社会、
高専修・地歴
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
南アジア中世史とユーラシア世界


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
中世南アジア世界の政治経済の動きが、同時代のユーラシア各地といかに連動していたかを理解することで、近代以前の歴史に対するグローバルな視点を提供する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This lecture aims to acquire a viewpoint of premodern global history by understanding how medieval South Asian political and economic movements correlated contemporary outside ones in Eurasia from the 7th century to the 14th century.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
南アジア中世史の展開を理解する視座を獲得すること、および近代以前のアジア史をグローバルな視点から見る方法を獲得すること。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
一般に内的な展開と理解されがちな英領以前のインド世界の歴史は、実際には中央アジア、西アジア、東南アジア、中国などと相互に密接に関連し合いながら展開してきた。7〜14世紀を対象にその具体的な南アジア史の諸事象を、インド洋交易、イスラームの拡大、中央ユーラシアの遊牧勢力の動き、気候変動などと連関させながら概論的に解説し、ユーラシア規模の政治・経済・文化の連関性への視点を提示する。

第1回:アフロ・ユーラシア史への視角:文化圏・生態環境・交流
第2回:イスラームの拡大・唐帝国の形成と南アジア (7-9世紀)①:イスラームの拡大と唐帝国の形成
第3回:イスラームの拡大・唐帝国の形成と南アジア (7-9世紀)②:南アジア諸王朝の展開
第4回:イスラームの拡大・唐帝国の形成と南アジア (7-9世紀)③:南アジア諸王朝とユーラシア諸勢力の外交関係
第5回:イスラームの拡大・唐帝国の形成と南アジア (7-9世紀)④:7-9世紀の陸海交易ネットワーク
第6回:遊牧勢力の拡大と辺境の開発 (10-12世紀)①:二大帝国の崩壊と遊牧勢力の拡大
第7回:遊牧勢力の拡大と辺境の開発 (10-12世紀)②:南アジアにおける地域国家形成と辺境の開発
第8回:遊牧勢力の拡大と辺境の開発 (10-12世紀)③:アフロ・ユーラシア交易の変化と南アジア
第9回:モンゴル帝国とデリー・スルターン朝のインド統合 (13-14世紀)①:モンゴル帝国のユーラシア統合
第10・11回:モンゴル帝国とデリー・スルターン朝のインド統合 (13-14世紀)②:モンゴル帝国とデリー・スルターン朝の形成・拡大
第12回:モンゴル帝国とデリー・スルターン朝のインド統合 (13-14世紀)③:13-14世紀のインド洋交易
第13回:モンゴル帝国とデリー・スルターン朝のインド統合 (13-14世紀)④:インドのムスリム統治とヒンドゥーの対応
第14回:モンゴル帝国以後 (14世紀後半〜)
第15回:まとめ:近世への視角
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。履修条件ではないが、講義対象の時代に関するユーラシア史の概論(例えば下記参考書など)や高校世界史教科書の当該期の記述などを確認しておくと、講義内容の理解の助けになる。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
講義での質問回数20%(講義を早めに終えて、できる限り多くの受講生から質問を取る)、地域を越えた近世以前の南アジア史に関する期末レポート80%(地域を超えた視角から論理的な叙述ができていることを合格の基準とする)。60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
教科書はない。毎回(講義1週間前に)NUCTにパワーポイントのレジュメをアップする。
参考書
Reference Book
家島彦一『海域から見た歴史―インド洋と地中海を結ぶ交流史』名古屋大学出版会、2006年。
杉山正明『遊牧民から見た世界史』日本経済新聞社、1997年。
松田壽男『アジアの歴史――東西交渉からみた前近代の世界像』岩波書店(岩波現代文庫)、2006年。
ジャネット・L・アブー=ルゴド『ヨーロッパ覇権以前――もうひとつの世界システム』岩波書店、2001年。
J.J.L. Gommans, The Indian Frontier: Horse and Warband in the Making of Empires, New Delhi: Manohar, 2018.
André Wink, Al-Hind: The Making of the Indo-Islamic World, Vol. I-III, Leiden: Brill, 1990, 1997, 2004.
Tansen Sen, Buddhism, Diplomacy, and Trade: The Realignment of Sino-Indian Relations, 600-1400, New Delhi: Manohar, 2004.
V. Lieberman, Strange Parallels: Southeast Asia in Global Context, c. 800-1830, 2 Vols., Cambridge: Cambridge University Press, 2003-2009.
三田昌彦「中世ユーラシア世界の中の南アジア――地政学的構造から見た帝国と交易ネットワーク」『現代インド研究』3、2013年。https://www.indas.asafas.kyoto-u.ac.jp/static_indas/wp-content/uploads/pdfs/CI3_03_mita.pdf
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回詳細なレジュメと参考文献を提示するので、文献を読んで講義内容との異同を確認し、些細なことでも遠慮なく質問すること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。