学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2211530
科目名 【日本語】
Course Title
高等教育基礎論Ⅲ
科目名 【英語】
Course Title
Introduction to Higher EducationⅢ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
生澤 繁樹 ○
担当教員 【英語】
Instructor
IZAWA Shigeki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 3時限
Spring Tue 3
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
教育科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
人間形成をめぐる哲学的・思想的諸課題についての関心を高め、文献の精読およびそれに基づく議論を通して高度な専門的知識を習得することを目的とする。
この授業では、教育の行為や活動の基本原理を読み解きながら、教育という事象をよりよく説明し理解するための理念、歴史、思想に迫り、私たちの人間形成をめぐる今日的課題や問題について専門的に探究する。おもには教育の哲学、思想、理論に関する基礎的・発展的なテクストと向き合い、人間形成のあり方をみずから問いなおしていくための材料や道具立てを提供する。教育実践のなかで当たり前なこととして見過ごされ、見落とされてしまう教育の事象にも光を照らしてみたい。

春学期の授業では、言語哲学、認識論、倫理学に関する基本文献を取りあげながら、教育の営みと言語、コミュニケーション、倫理の問題との接面を再考する。悪い言葉の用い方や扱い方、差別、偏見、誹謗中傷をめぐる哲学的議論の知見に学びながら、教育におけるコミュニケーションのあり方についても検討の眼を向けて考えてみたい。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The main purpose of this course is to cultivate students’ inquiring minds about the foundations of human development through examining classical and contemporary works of philosophy of education. Dealing with the philosophy, history, and thought of human development, this course introduces the basic principles of pedagogy and throws new light on the educational phenomena that have been overlooked in educational theories and practices. It helps students acquire knowledge of key concepts of philosophy and deepen their understanding of education through philosophizing about education.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1.教育哲学・教育思想史における専門的な文献を収集したり、批判的に考察したりすることができる。
2.みずからの研究分野や内容にとどまることなく、積極的に議論に参加することによって、教育哲学・教育思想についての豊かな視点を身につけることができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goals of this course are to
- obtain basic knowledge and concepts in the philosophy, thought, and history of education,
- be able to discuss the various problems of human development, as well as to understand concepts and theories of the philosophy of education.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回 イントロダクション
第2回~第14回 文献の精読、報告およびディスカッション
第15回 総合考察とディスカッション

演習形式を基本とし、各回の報告者が担当箇所のレジュメを用意して、発表、議論の進行を務める。また取り扱う書籍やテーマごとに、精読を終えた段階で、受講者全員でまとめと振り返りの報告と相互討議をおこなう。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。本授業の内容と関連した科目として、「高等教育基礎論Ⅰ」(秋学期火曜3限)を開講する。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
 (評価の方法)
 1.発表資料の作成および授業内での報告(40%)
 2.議論への参加状況(30%)
 3.最終レポート(30%)
 (評価の基準)
総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
授業のなかで指定する。
ハーマン・カペレン/ジョシュ・ディーバー著『バッド・ランゲージ』(葛谷潤ほか訳、勁草書房、2022年)をはじめ、いくつかの文献を精読する予定。
参考書
Reference Book
本授業で取り扱う参考文献や資料は、授業のなかで紹介する。
議論の前提として、下記の図書も参照していただきたい。和泉悠『悪い言語哲学入門 (ちくま新書、2022年)、和泉悠『悪口ってなんだろう』 (ちくまプリマー新書、2023年)、池田喬/堀田義太郎『差別の哲学入門』(アルパカ、2021年)、佐藤邦政ほか編『認識的不正義ハンドブック──理論から実践まで』(勁草書房、2024年)、三木那由他『話し手の意味の心理性と公共性──コミュニケーションの哲学へ』(勁草書房、2019年)、三木那由他『会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション』(光文社新書、2022年)ほか。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業時間外の課題として報告資料を作成してもらう。受講者には、報告者であるか否かにかかわらず指定の文献や資料を事前に熟読し、授業範囲を予習しておくことが求められる。
注意事項
Notice for Students
教育についての思考を広げ,深めるために、哲学や思想から手がかりを見つけてみたいと思います。哲学や思想を参照しながら、現代の人間形成の諸課題について知的に吟味してみましょう。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則、対面での開講を予定するが、状況によって一部または全部を遠隔授業(オンデマンドあるいは同時双方向)に変更する場合もある。履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、TACTの授業サイトで案内する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)