学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
大学院
時間割コード
Registration Code
8000905
科目区分
Course Category
大学院共通科目
Graduate School Common Courses
科目名 【日本語】
Course Title
大学授業の開発と改善
科目名 【英語】
Course Title
Enhancing College Teaching and Learning
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
安部 有紀子 ○ 安田 淳一郎
担当教員 【英語】
Instructor
ABE Yukiko ○ YASUDA Junichiro
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 その他 その他
Fall Other Other


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
この授業では、大学教員としてのキャリアを希望する大学院生が、将来的に大学で担当する授業を自ら継続的に改善するための知識やスキルを身につけます。学生の学習を促す授業実践や教授法、評価法、専門分野の教材開発など、授業改善に資するテーマを選び、計画を立て、研究的なアプローチにより改善を試みます。授業では、教員や他の学生とのディスカションやフィードバック等の機会が多く設定されています。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course aims to help students who expect to become faculty develop the basic knowledge and abilities needed for a scholarship of teaching and learning based on discussions and peer-based collaborative learning. This course focuses on practices for their scholarship activities.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
この授業を通じて、受講者の皆さんが以下のような知識や能力を身につけることを目標にします。
① 大学の授業改善に資するテーマを選択し、計画を立てることができる。
② 他者からのフィードバックを反映しながら、大学の授業開発を実践し、改善することができる。
③ 受講生同士のピアレビューや教員からのフィードバックにおいて、建設的なコミュニケーションを取ることができる。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
When you have completed this course successfully, you will have the following skills;
1. Students will be able to choose and plan a research topic that will contribute to improving the course instruction.
2. Students will be able to practice and improve course development by reflecting on feedback from others.
3. Be able to communicate constructively in peer reviews and feedback from an instructor.
教科書
Textbook
授業内で適宜指示します。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
大学の授業改善についての基礎知識や、課題を進めるために必要な情報は随時共有します。
また、以下の課外学習が必要となります。

・受講生が立てた計画に沿って、模擬授業の実施、授業参観、教員へのインタビュー、学生への調査等の活動
・授業担当教員との活動の進捗についての個別面談
・研究計画書・進捗報告書の作成・提出
・成果報告の準備、資料作成
・様式に沿った調査報告レポートの執筆

なお、最新の大学教育の状況や研究実践の理解を深めるために、本授業の受講期間中に開催される高等教育研究センターのセミナーやイベントへの積極的な参加を推奨します。
注意事項
Notice for Students
受講希望の方は、各自で履修登録をし、初回授業10/9(木)に教室(東山キャンパス文系総合館5階高等教育研究センターアクティブラーニング室)にお越しください。やむなく初回の参加ができない場合や、オンラインでの参加を希望する場合は、初回授業前までに担当教員まで連絡をして指示を仰いでください。

また、本授業では、動画視聴による講義内容の理解、教員や他の学生との少人数、およびクラス全体でのディスカッション、個人発表等の主体的な活動が多く含まれています。特別な配慮を必要とする受講生は第1回の授業終了までに担当教員に申し出てください。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
高等教育研究センター
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
本授業は大学で授業を実施する際に、大学教員の立場から教育の制度や教授スキル、手法等を自ら改善できるようになる方法を理解し、実践できるようになることを目指していきます。ご自分の専門分野の現役教員が、実際にどのような点を工夫したり、課題を抱えているのか、またアクティブラーニング等の新しい教授法を効果的に授業に導入するにはどうしたら良いか等、ご自分の関心に合わせて調査課題を設定して深めていきます。調査等はご自分のペースで進めることが可能です。

過去の受講生の調査課題の例は以下の通りです。

・「学生のエンゲージメントを高める授業構成と問いの立て方 ー各大学における差異に焦点を当てた考察ー」
・「大学教員の授業改善のニーズに関する一考察」
・「理系科目における授業内容の体得のための教授・成績評価の方法に関する議論」
・「思考実験を用いた授業改善および開発に関する考察」



授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向)