時間割コード
Registration Code
0011431
科目区分
Course Category
基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】
Course Title
基礎セミナー
科目名 【英語】
Course Title
First Year Seminar
使用言語
Language Used in the Course
日本語
テーマ(基礎セミナーのみ)
Theme of First Year Seminar(First Year Seminar Only)
ジェンダー、政治、民主主義について考える
担当教員 【日本語】
Instructor
左髙 慎也 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SADAKA Shinya ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 月曜日 4時限
I Mon 4


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
少人数のセミナーの形式で,大学で学び研究するための最も基本的なスキル(コモン・ベーシック)としての読み(文献調査,考察,検討),書き(まとめ,報告書作成),話す(討論,発表)を中心とした多面的な知的トレーニングを行います。さらに「知の探究のプロセス」と「学問の面白さ」を学び,自立的学習能力を身につけることを目的としています。教員の研究分野に応じて多様なテーマが用意されています。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course is conducted in the form of a seminar with small groups. We will provide multifaceted intellectual training focused on reading (literature research, consideration, examination), writing (summary, report writing), and speaking (discussion, presentation) as the most basic skills (common basic) for learning and studying at university. Through this, our goal is to learn the "process of knowledge exploration" and "the fun of learning" and to acquire the independent learning ability. A wide variety of themes are prepared according to the research field of the instructors.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
(1)ジェンダー、政治、民主主義に関する入門的な文献を講読することを通じて、ジェンダー論および政治学に関する基礎的な知識を習得する。
(2)ジェンダー、政治、民主主義に関する知識に基づいて、現代社会における様々なトピックについて自分なりの意見を形成し、その意見をレポートあるいはプレゼンテーションとして論理的に表現する能力を習得する。
(3)ジェンダー、政治、民主主義に関する知識に基づいて、現代社会における様々なトピックについて、他の受講者たちの意見を尊重しながら建設的に議論する能力を習得する。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
授業の内容や構成
Course Content or Plan
この基礎セミナーで中心的に取り上げるのは、現代社会について考えるうえで必要不可欠なテーマである「ジェンダー」、「政治」、「民主主義」です。例えば、日本においてなぜ女性の議員は少ないのでしょうか。このような女性の過少代表は、日本の民主主義にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。そしてジェンダー平等な社会を実現するためには、どのような方策が必要でしょうか。これらのテーマに関しては、最先端の研究成果を踏まえながらも、専門的な知識がなくても読み進めやすい書籍が近年数多く刊行されています。
そこでこの授業では、これらのテーマに関わる入門的な書籍を受講者の皆さんと輪読することを通じて、ジェンダー、政治、民主主義に関する基礎的な知識を習得するとともに、現代社会における様々なトピックについて批判的に考える能力や、自分とは異なる意見を尊重しながら建設的な議論を行う能力を涵養することを目指します。そして最終的には、この授業で獲得した知識に基づきながら、自らが設定したテーマについて、自分なりの意見をまとめた期末レポートを提出してもらいます。この授業を終える頃には、これから大学で専門的なテーマについて学んでいくために必要なスキルが身についていることでしょう。
この授業のスケジュールは以下の通りです(ただし受講生の理解度の状況によっては、スケジュールを変更する場合もあります)。

第1回  オリエンテーション:講読文献および各回の報告担当者の決定
第2回  映像資料の鑑賞
第3~6回   1冊目の課題文献の輪読およびディスカッション
第7~10回   2冊目の課題文献の輪読およびディスカッション
第11~14回  3冊目の課題文献の輪読およびディスカッション
第15回  授業のまとめ

このように本授業は、課題文献の輪読とディスカッションを中心に進めていきます。文献を講読する回においては、報告担当者が作成したレジュメに基づいて、全員でディスカッションを行います。他の受講者は、自分の報告担当回以外であっても、必ず文献を読み、ディスカッションに参加できるように準備をしておいてください。なお、受講者の皆さんには、学期中に最低1回は文献報告を担当してもらいます。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は特にありません。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への積極的な参加(30%)、報告担当回のレジュメの内容(30%)、期末レポートの内容(40%)で評価し、【授業の達成目標】に記載した内容が達成されることを合格の基準とします。

履修取り下げの際は申し出が必要です。申し出がないまま期末レポートが未提出であった場合、評価は「F」とします。
教科書
Textbook
授業で講読する文献については、受講者の興味関心を踏まえつつ授業初回に決定しますが、例えば以下のような文献を候補にしています。なお、より詳細な文献リストは初回に配布する予定です。

【ジェンダーと政治の双方に関するもの】
・前田健太郎(2019)『女性のいない民主主義』岩波新書 [ISBN:9784004317944]
・三浦まり(2023)『さらば、男性政治』岩波新書 [ISBN:9784004319559]
・岡野八代(2024)『ケアの倫理――フェミニズムの政治思想』岩波新書[ISBN:9784004320012]
・三浦まり・岡野八代編(2026)『ジェンダーで学ぶ政治学』世界思想社[ISBN:9784790718093]
【ジェンダーに関するもの】
・清水晶子(2022)『フェミニズムってなんですか?』文春新書[ISBN:9784166613618]
・村上由鶴(2023)『アートとフェミニズムは誰のもの?』光文社新書[ISBN:9784334100148]
・筒井淳也(2025)『人はなぜ結婚するのか――性愛・親子の変遷からパートナーシップまで』中公新書[ISBN:9784121028594]
・弓削尚子(2025)『入門 男らしさの歴史』ちくまプリマー新書[ISBN:9784480685339]
【政治・民主主義に関するもの】
・宇野重規(2020)『民主主義とは何か』講談社現代新書[ISBN:9784065212950]
・山本圭(2021)『現代民主主義――指導者論から熟議、ポピュリズムまで』中公新書[ISBN:9784121026316]
・濱本真輔(2022)『日本の国会議員――政治改革後の限界と可能性』中公新書[ISBN:9784121026910]
・中井遼(2024)『ナショナリズムと政治意識――「右」「左」の思い込みを解く』光文社新書[ISBN:9784334103231]
参考書
Reference Book
授業のテーマに関連する書籍がある場合には、授業中に適宜紹介します。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
必要に応じて授業で示します。
注意事項
Notice for Students
この授業では、課題文献の輪読とディスカッションが中心となります。受講生の理解度の状況によってはスケジュールを調整する可能性はありますが、1,000円前後の書籍を3冊程度購入してもらうことになるので、その点はあらかじめご承知おきください。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
この基礎セミナーを担当する教員の専門は政治学におけるジェンダー研究ですが、授業では教員の専門領域に限定せず、受講生の希望に応じて幅広いテーマに関する書籍を皆さんと一緒に読んでいきたいと考えています。ジェンダー、政治、民主主義に関心がある人はもちろんのこと、現代社会で生じている様々な問題に関心がある人を歓迎します。なお、現時点で想定している課題文献については、【教科書】の欄を参照してください。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。