時間割コード
Registration Code
0014512
科目区分
Course Category
基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】
Course Title
基礎セミナー
科目名 【英語】
Course Title
First Year Seminar
使用言語
Language Used in the Course
日本語
テーマ(基礎セミナーのみ)
Theme of First Year Seminar(First Year Seminar Only)
自然災害はどのように伝えられるのか ― 気象庁等の発表を読み解き、考え、説明する力を身につける
担当教員 【日本語】
Instructor
伊藤 武男 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ITO Takeo ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 木曜日 5時限
I Thu 5


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
少人数のセミナーの形式で,大学で学び研究するための最も基本的なスキル(コモン・ベーシック)としての読み(文献調査,考察,検討),書き(まとめ,報告書作成),話す(討論,発表)を中心とした多面的な知的トレーニングを行います。さらに「知の探究のプロセス」と「学問の面白さ」を学び,自立的学習能力を身につけることを目的としています。教員の研究分野に応じて多様なテーマが用意されています。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course is conducted in the form of a seminar with small groups. We will provide multifaceted intellectual training focused on reading (literature research, consideration, examination), writing (summary, report writing), and speaking (discussion, presentation) as the most basic skills (common basic) for learning and studying at university. Through this, our goal is to learn the "process of knowledge exploration" and "the fun of learning" and to acquire the independent learning ability. A wide variety of themes are prepared according to the research field of the instructors.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
本授業を履修することで、下記に関連する知識・技能・態度を身につけることを目標とする。
• 気象庁などの公的機関が発表する自然災害情報を、用語や表現の意味に注目しながら正確に読み取ることができる
• 発表文の背後にある科学的根拠や不確実性、社会的配慮を自ら調べ、考察することができる
• 専門的な内容を、一般の人にも伝わる表現に言い換えて説明する力を身につける
• 文献調査・要約・レポート作成・口頭発表・討論を通して、大学での学修・研究に必要な基礎的能力(読む・書く・話す)を主体的に伸ばす
• 正解のない問いに対して自ら問いを立て、考えを深める「知の探究のプロセス」を体験し、学問の面白さを実感する
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
授業の内容や構成
Course Content or Plan
本セミナーは少人数形式で行い、講読・討論・発表を中心に進め、学生自身の調査・思考・発言を重視する。
下記の要点に沿って、授業を進行する。

・イントロダクション
 基礎セミナーの進め方の説明,グループ分け
 図書館での文献検索法の講習
・とりあえずプレゼンテーションをしてみよう
 【他人のプレゼンテーションを聞いて,自らのプレゼンテーションで不足しているところを把握する】
・地震情報の読み解き:震度・マグニチュード・震源・長期評価・臨時情報・注意喚起
・火山情報の読み解き:噴火警戒レベルとその意味・不確実性と表現の工夫
・気象災害(豪雨・台風)の情報を読む:
・専門用語はなぜ難しいのか:誤解を生む表現を考える
・記者会見・報道資料を読み比べる
・一般向けに説明する:やさしい言葉への書き換え・図や比喩を用いた説明
・まとめと評価:学んだことの振り返りと総合評価
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
・特別な履修条件は設けない
・自然科学系・文系を問わず履修可能テーマに興味があり,主体性をもって授業に参加できること
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・発表・討論への貢献度(内容・姿勢):60%
・授業内活動の総合評価(考察):40%
・【授業の達成目標】に記載した内容が達成されることを合格の基準とします。
・履修取り下げの際は申し出る。
・申し出がなく討論,発表をひとつも行わなかった場合,評価は「F」とする。
教科書
Textbook
教科書は指定しないが,解説の際に講義資料を配付する。
参考書
Reference Book
必要に応じて授業中に指示する。
文献調査において中央図書館の蔵書を活用する。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
扱うテーマについて予習し,自らの考えを発言できるよう準備すること。
調査内容について受講後,ノート等で自分なりに整理しておくこと。
調査や発表資料の作成が授業時間中にできなかった場合は授業外の時間で実施すること。
注意事項
Notice for Students
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
地震や火山噴火、大雨や台風などの自然災害が起きたとき、私たちはテレビやインターネットを通して、気象庁等の発表を目にします。しかし、その文章を「正しく読めている」と言えるでしょうか。専門用語の意味や、なぜそのような表現が選ばれているのかを、立ち止まって考える機会は意外と多くありません。

このセミナーでは、実際の気象庁発表や記者会見資料を題材に、「書かれていることを読む」だけでなく、「なぜそう書かれているのか」「何が分かっていて、何がまだ分からないのか」を考える力を養います。そして、それを自分の言葉で他者に伝えることにも挑戦します。

大学での学びや研究において重要なのは、答えを覚えることではなく、問いを立て、調べ、考え、議論することです。本セミナーは、そうした「読む・書く・話す」という基本的な力を、身近で社会的に重要な題材を通して鍛える場です。自然科学が得意な人も、そうでない人も、それぞれの立場から参加できます。

少人数セミナーだからこそ、皆さん一人ひとりの疑問や意見を大切にしたいと考えています。間違いを恐れる必要はありません。分からないことを言葉にし、考えを深めていく過程そのものが、この授業の目的です。
自然災害情報を「受け取る側」から、「理解し、説明できる側」へ。一緒に考えていきましょう。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。