学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0034206
科目名 【日本語】
Course Title
[遠隔]文化論・芸術論
科目名 【英語】
Course Title
[remote]Art and Culture
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
河西 秀哉 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KAWANISHI Hideya ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅲ 木曜日 2時限
III Thu 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
文化芸術を表象という観点から理解することを目指します。表象とは,心または意識に現前するものを意味し,それは具体的には,文字・画像・音声などを通して現れた形・姿のことです。つまり,美術・文学・音楽・映画など様々な作品はもちろん,文字・画像・音声などの媒体も本科目の対象となります。さらに,その表象が,時代・社会や文化との関係の中で,どのように表現され,また,どのように感受されたのか,といった問題についても考察していきます。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
The goal of this course is to understand culture and art from the perspective of representation. “Representation” means something that is present in the mind or consciousness; specifically, it is the shape or figure that appears through letters, images, sounds, etc. Therefore, not only various works of art, literature, music, and films, but also media such as letters, images, and sounds are the target of this course. We will also examine how these representations have been expressed and received in relation to the times, society and culture.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
 日本近現代の文化や芸術について理解して説明できること、そしてそれらを活用して歴史を説明できることを目指します。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
 The goal is to understand and explain modern and contemporary Japanese culture and art, and to be able to use them to explain history.
授業の内容や構成
Course Content or Plan
 この講義は岐阜大学との連携開設科目として実施されます。
 
 この講義では、私たちが普段日常で触れているテレビ(ドラマ・アニメなど)、映画、音楽などの文化や芸術に関わるものを素材として、戦後日本の歴史を考えてみたいと思います。歴史的背景を説明し、作品の歴史的意味を考察します。
 
 現在のところ、次のような作品を1~2回ずつ取りあげる予定です(変更の可能性あり)。実際に取りあげる作品は第1回目の講義で説明します。

 ・四コマ漫画+アニメ「サザエさん」(1947年連載開始、1969年アニメ化)
 ・映画「東京キッド」と美空ひばり(1950年)
 ・美輪明宏作詩作曲歌唱「ヨイトマケの唄」(1966年)
 ・アニメ「アタックNo.1」(1969年)と「巨人の星」(1968年)主題歌
 ・岡林信康作詩作曲歌唱「友よ」(1969年)と「私たちの望むものは」(1970年)
 ・映画「ゴジラ対ヘドラ」(1971年)
 ・映画「私をスキーに連れてって」(1987年)
 ・ドラマ「東京ラブストーリー」(1991年)
 ・映画「就職戦線異状なし」(1991年)
 ・桜井和寿作詩作曲Mr.Children歌唱「マシンガンをぶっ放せ」(1996年)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
 履修条件は要さない。
 高等学校で日本史を選択していなくてもよいです。ただし、積極的に授業に参画すること、自学自習することは必要です。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
 毎回の講義で課される小テスト(30%)、フォーラムでの討議(40%)、最終レポート(30%)
 積極的に講義に参画しているかどうか、それぞれの作品について理解しそれを歴史的に説明できているかを合格の基準とします。
教科書
Textbook
 特になし。毎回、レジュメをTACTにアップロードします。
参考書
Reference Book
 講義中に紹介します。
 特に、櫻澤誠・河西秀哉編『物語で読み解く日本の近現代―文学・映画が描いた社会と記憶―』(ナカニシヤ出版、2026年)は参考になります。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
 講義中に紹介する映像・音楽などをYouTubeやサブスクなどで積極的に見たり聴いたりしてください。
 また、日本近現代史の書籍などを図書館などで借りるなどして、こちらも積極的に読んでください。
注意事項
Notice for Students
 常に日常にアンテナを張って、現代社会や歴史に関心をもってください。
 なお、積極的な授業への参加を求めます。その点は気をつけてください。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
 担当教員は文学部・人文学研究科で、日本近現代史を研究教育しています。歴史は政治や経済・社会の中心人物の動向を追うだけの学問ではありません。私たちの先人それぞれが生きてきたあゆみを見ていくことが重要だと考えます。そしてそれは、古いことを知るだけではなく、現在を生きる私たちにも大きく影響を与えたもの・私たちが今住んでいるこの世界を知ることでもあります。

 本講義では、映像や音楽など、一見・一聴すると「フィクション」のようなものを史料として扱い、日本の近現代史を考えていきます。それは、それらがその時期の社会の様々な影響を受け、制作されているからです。みなさんが普段何気なく見ている映像や聞いている音楽も歴史性を帯びたものです(ですので、数年後にはそれが歴史的な資料になります)。それを考えつつ触れてみてください。

 日常からたくさん映画やドラマを見たり、音楽を聴いたりすることを推奨します。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
 D-2)遠隔授業科目(遠隔:オンデマンドのみ)