授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | | 本授業の目的は、西洋哲学史の最大の古典の一つであるアリストテレスの『形而上学』を概観し、特定の観点からその全体像を把握することである。また、その過程を通じて、哲学の古典の読み方や研究方法について具体的な実例に即して学ぶことを目指す。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | | The aim of this course is to provide an overview of Aristotle’s Metaphysics, one of the greatest classics in the history of Western philosophy, and to grasp its overall structure from a specific perspective. Through this process, students will learn how to read philosophical classics and how these can be studied through concrete examples. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本授業を通じて、受講者は以下の点を達成することが期待される。 1.アリストテレス『形而上学』の構成と主要な問題について理解する。 2.テクストの伝承史や解釈史を踏まえた、哲学史的・歴史的な視点を身につける。 3.専門研究における具体的なアプローチを、実例を通して理解する。 4.講義内容やディスカッションを手がかりとして、哲学的な問題を主体的に考えることができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 本授業は以下の内容で構成される(進行状況に応じて調整する場合がある)。 各日程の最後にディスカッションの時間を設ける。
9月8日 1.アリストテレス『形而上学』の概要と特徴 2.テクストの伝承史と解釈史 3.研究史と現代の課題 4.ディスカッション:『形而上学』は独立した論考の束なのか
9月9日 5.哲学史と同時代性(A巻) 6.同時代の困難から普遍的なアポリアへ(α巻、B巻) 7.学知の枠組みの再編成(Γ巻、E巻) 8.ディスカッション:先人の探求をどう受けとめ、どう乗り越えるか
9月10日 9.ウーシアーの限定づけ ①類と普遍的なもの(Z巻) 10.ウーシアーの限定づけ ②可能態と質料(H巻、Θ巻) 11.一と差異の問題(I巻) 12.ディスカッション:「ある」と一が中心的に問われる背景と意味
9月11日 13.離在する実在の立論(Λ巻) 14.離在する実在の反駁(MN巻) 15.ディスカッション:なぜプラトン哲学の批判が必要だったのか |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | | 古典ギリシア語の知識を前提としないが、本授業の前後に習得することにより、さらに理解が深まることが期待される。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | | 授業への積極的な取り組み(ディスカッションを含む)を50%、レポートを50%に換算し、100点満点中60点を合格基準とする。レポートについては、授業内容を正しく理解していること、自分の考え(ディスカッションでの発言内容と重複してよい)が明確に表現されていること、引用に際して適切にルールが守られていることを基準として評価する。 |
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教科書・テキスト Textbook | | | 授業内で配布するプリントを使用する。教科書として指定しないが、出隆(訳)『アリストテレス 形而上学(上・下)』(岩波文庫)が手元にあると受講に際して便利である。 |
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参考書 Reference Book | | 出隆(訳)『アリストテレス 形而上学(上・下)』(岩波文庫) 内山・神崎・中畑(編)『(新版)アリストテレス全集1』(岩波書店) 納富信留『ギリシア哲学史』(筑摩書房) 中畑正志『アリストテレスの哲学』(岩波新書) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | | 予習を前提としないが、必要に応じて参考書などによって復習することが望ましい。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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