学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0160426
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
共通選択科目
科目名 【日本語】
Course Title
人文学の諸相Ⅰa
科目名 【英語】
Course Title
Aspects of Humanities Ia
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCC3136J
担当教員 【日本語】
Instructor
亀田 真澄 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KAMEDA Masumi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
広告史から考える現代社会


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 この授業は、広告が社会に影響を与え、また社会から影響を受ける仕組みについて紹介することを目的としています。授業では、広告の二十世紀以降の歴史を振り返りながら、広告の戦略、広告が「感情商品」を作ってきた経緯、広告とアイデンティティの関係、広告が政治に与える影響といった課題を取り上げます。それによって、現代社会の問題についてについて考えるための異文化理解能力と人文学的教養を得ることを目標とします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course introduces the mechanisms through which advertising influences society and, in turn, is influenced by it. Topics include advertising strategy, the development of emotional commodities within the advertising industry, the relationship between advertising and identity, and the impact of advertising on politics. These subjects are explored through a review of advertising history since the twentieth century. The course aims to offer a new perspective for analyzing contemporary societal issues. By the end of the course, participants are expected to explain key concepts related to advertising and demonstrate the ability to engage in critical discussions on the subject.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
授業の終わりには、履修者は広告をめぐる様々な概念について説明ができるようになり、広告について批判的に議論すること、すなわち、現代社会において問題とされるトピックについて自分なりの意見を言うことができるようになることが期待されます。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」のカンパニーメッセージ「NO LIMIT」は、テレビコマーシャルや車内広告等でも大々的に宣伝されているものだ。オフィシャルサイトはその意味を「ゲストが体感したことのない超感動と超興奮を届け、ゲストが自分の殻(限界)を破り、【超元気】になれるテーマパークをめざしていきます」と説明している。ここには20世紀以降、広告の軸とされてきた考えが集約されている。
 それは、普段の自分は外界から押し付けられた殻をかぶって生きているが、その内部には「本物の自分」がいるはずで、その「本当の自分」は普段の自分よりも豊かな感情経験ができる、という考え方だ。そこでは、煩わしい人間関係や劣等感、自己効力感の欠如に悩まされる日常は本物ではなく、そういったものから解放された時間こそが本物だ、ということになる。この考えを構築し、補強し、広めるために、さまざまな商品に感情的・感覚的意味が与えられてきた。 

 この授業は、広告に関する実践的な方法論を身につけるというよりは、広告の戦略について批判的に検討することを通して、時に「炎上広告」の例も扱いながら、現代社会の様々な問題について考えるための新たな視座を得ることを目標とする。授業中に動画広告など、動画の上映などを行うことがある。

1. イントロダクション:広告とは何か?
2. 「PR」革命①:現代の広告がどのようにして生まれたか
3. 「PR」革命②:バーネイズと「世論の結晶化」
4. 広告とプロパガンダ①:アメリカ
5. 広告とプロパガンダ②:ドイツ、ソ連
6. 広告と感情①:羨望と恥辱
7. 広告と感情②:ロマンティックさと幻滅
8. 広告と感情③:癒しとストレス
9. 広告とアイデンティティ①:「自分らしさ」と「なりたい自分」
10. 広告とアイデンティティ②:男性らしさの広告
11. 広告とアイデンティティ③:女性らしさの広告
12. AI時代の広告①:音楽アプリと広告
13. AI時代の広告②:マイクロターゲティング
14. Wokeと広告①:グリーンウォッシング
15. Wokeと広告②:「政治的で意識の高い自分」の広告

*授業内容や進め方は、履修状況や履修者からの要望等に合わせて変更になる場合がありますので、ご了承ください。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特になし
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
積極的な授業参加 60%
期末試験 40%
教科書・テキスト
Textbook
特になし
参考書
Reference Book
授業中に案内をします。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業で扱ったテーマについて、授業時間中に紹介した文献(コピーを配布する予定)の精読。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal

期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業科目(対面のみ)