授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | | 文法書『ラグカウムディー』の講読を通して、パーニニ文法学体系の概要を理解する。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | | Through a close reading of the grammatical treatise Laghukaumudī, students will gain an overview of the Pāṇinian grammatical system. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | | パーニニ文法学の概要を理解し、基本的なプラクリヤーをできるようにする。 |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 紀元前4世紀頃のインドにパーニニという文法家が生まれ、当時話されていたサンスクリット語をきわめて正確に記述した文法書を作った。なぜか「徹底的に短い文法書にする」ことを目標とし、そのために特異な論述方法と文法用語を開発した。そうしてできあがった文法書(紙に書かれなかったので「書」というのもおかしいが)である『アシュタ・アッディヤーイー』は、あまりの完全かつ簡潔であり、しばしば人類知最高の到達点のひとつなどと言われる。
パーニニの文法は単語の形成と語形変化、すなわち形態論の領域を重点的に扱っている。動詞を出発点とし、それに多種多様な接辞を加えて派生語を作り、また語尾を加えて格変化・人称変化をさせていくというのが基本的なアプローチである。
この講義では、『アシュタ・アッディヤーイー』の約4000のルールから重要なもの約1000を選び出し、解説を附した『ラグ・カウムディー』をテキストとして用い、パーニニ文法学への導入を図る。サンスクリット語の理解は要求しない。たとえば「行く」を意味する動詞(gam)からどういう手続きでその完了形3人称単数 jagāma が構成されるのか、その手続きを理解し、その導出に必要な諸ルールを使用できるようにするのが目標である。この授業に出ても、サンスクリット語を読めるようにはならない。誰のための授業なのかはよく分からない。インド哲学の学生だけを対象にしているわけではなく、言語学や生成文法の学生も視野に入れているし、数学や論理学の学生も何か得るものがあるだろうし、とにかく何か面白いことをやってやりたいという人にも来てもらいたい。
第1回:導入とシヴァスートラ 第2回:定義集 第3回:音変化 第4回:名詞変化 第5回:動詞変化 第6回:動詞2次活用 第7回:時制 第8回:動詞から名詞の派生 第9回:格接尾辞 第10回:複合語 第11回:名詞から名詞の派生 第12回:女性名詞の派生 第13回:派生の練習 第14回:派生の練習 第15回:まとめ |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | | とくにない。インド哲学概論やサンスクリット語の知識は前提としない。 |
|
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | | 小テストを評価対象とする平常点を50%、期末試験を50%とし、合計60点以上で合格とする。 |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | |
|
参考書 Reference Book | | | James R. Ballantyne, tran. The Laghukaumudī: A Sanskrit Grammar by Varadarāja: With an English version, commentary, and references. Benares, 1867. |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | | 新しい用語や概念をたくさん学ぶので、復習に力を入れること。 |
|
|
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | | 利用する。期末試験を受験しない場合は「欠席」とする。 |
|
|
備考 Others | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | | B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用) |
|
|