授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 文化人類学とは、異文化や他者についての学問であると同時に、実践を通じて知を形成する学問である。文化人類学者は、自らとは異なる社会に暮らす人々のもとに身をおき、参与観察や聞き取り調査を中心としたフィールドワークを行う。文化人類学の理論の多くは、直接的・間接的にフィールドワークの過程で着想され、検討されてきた。また、フィールドワークによって得られた資料は整理・分析され、人々の生活、生業、社会関係、宗教、価値観などを全体的に記述する民族誌としてまとめられる。この意味において、フィールドワークと民族誌は、文化人類学を支える基盤である。
本実習は、エチオピアにおけるフィールドワークを通じて、文化人類学的調査の基本的手法と実践を習得することを目的とする。事前に作成した研究計画を踏まえ、調査地の生活環境や社会・文化的背景を理解し、現地関係者との関係構築を行いながら、参与観察や聞き取り調査を実践する。あわせて、フィールドノートの作成やデータ整理を通じて、調査を振り返り、必要に応じて研究計画を見直す能力を養うことを目指す。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | | This course aims to introduce students to anthropological fieldwork through hands-on experience in an overseas research setting. By conducting fieldwork in Ethiopia, students will learn fundamental research practices such as participant observation, interviewing, relationship building with local communities, and field note documentation. The course focuses on developing practical skills for initiating field research and adapting research plans based on field conditions. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・文化人類学のフィールドワークの目的と方法論を理解している。 ・自らの研究関心に基づいて、調査対象を選定することができる。 ・自らの研究課題について研究目的を明確化したうえで、研究計画書を作成し、調査・研究を遂行することができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | この授業は、実習形式で行われる。
1.オリエンテーション 2.研究計画・倫理・安全管理の確認 3.調査地理解:生活環境と調査環境の把握 4.調査地理解:社会・文化的背景の把握 5.調査地理解:言語の習得 6.フィールドノートの作成と記録方法 7.現地関係者との関係構築 8.参与観察 9.聞き取り調査 10.中間振り返り 11.データ整理と暫定的分析 12.研究計画の見直しと修正 13.データの整理 14.データの分析 15.総括 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | ・文化人類学分野・専門の学部3年生以上を対象とする。 ・文化人類学入門実習IIならびに文化人類学実習IIbと合わせて履修すること。 ・エチオピアでのフィールドワークにかかる費用は、すべて学生の自己負担である。 ・事前の説明会に出席した学生のみ、履修が認められる。説明会に出席していない学生の履修は一切認めない。 ・保証人の同意書の提出を必須とする。 ・必要となる予防接種を接種すること。 ・外務省海外渡航登録「たびレジ」に登録すること。 ・名古屋大学の海外渡航届を提出すること。 参照:海外留学室 https://www.iech.provost.nagoya-u.ac.jp/abroad/kikikanri/index.html ・安全上の理由から、指導教員の指示に従わない場合は履修を中止させることがある。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | | 60点以上を合格とする。授業目的の達成度、ならびに授業への参加度を評価の基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | | 配布された資料や文献などにはよく目をとおし、不明な点や疑問点などを整理しておく。文化人類学、フィールドワーク方法論、民俗学など関する知見も自主的に深めるとともに、地域社会の歴史や現状を含む総合的な地域研究としての視点をもつように心がける。フィールドワークの実施に先立って対象となる地域の特徴などを理解しておくことも求められる。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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