学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0302462
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
演習ⅠA
科目名 【英語】
Course Title
Seminar IA
担当教員 【日本語】
Instructor
藤林 大貴 ○
担当教員 【英語】
Instructor
FUJIBAYASHI Hirotaka ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 5時限
Spring Thu 5
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この演習では、現代の政治、行政、公共政策に関する様々な事象を、「データ」を通して実証的に分析・理解するための基礎と実践を学ぶ。ここでの第一の目的は、受講生各々が関心をもつ政治・行政トピックや政策事例を持ち寄り、議論し、研究課題として発展させ、「答え」を導くという、実証的な政治学研究の一連のプロセスを体験してもらうことである。したがって、受講生には、学部4年次に卒業論文 (ないしは同等のゼミ論文) を完成させることを期待し、2-3年次にはそれに向けた準備 (研究課題の設定や分析方法論の習得など) に取り組む。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This is an undergraduate-level seminar that introduces students to the empirical approach to contemporary political science and public policy research. It does so through a combination of (1) group reading and discussion and (2) individual research projects. The reading materials will be decided and tailored to participants’ interests and their academic progression. Among the most concrete goals of students taking this course is to complete an undergraduate thesis (or the equivalent) on a striking political issue or policy-related agenda of their interest by the time of their graduation. Bearing this in mind, the seminar will introduce them to the principles of research design in political science and public policy research, including the purposes of theories, types of (feasible) questions, forms and roles of hypotheses, and how to collect and analyze “data” with multitudes of hands-on experiences.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この演習を受講した学生は、

1. 現代政治学・行政学・公共政策学の分野で一般的に用いられる理論的アプローチや研究手法・方法論について基礎的な理解を得る;

2. 各自の専門分野の最新の研究動向について理解することができる;

3. 政治学その他の社会科学研究に有用なデータ分析、定量的手法を習熟することができる;

4. 口頭・書面いずれにおいても強固なコミュニケーション・スキルを獲得することができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Upon successful completion of this course, students will be able to:

1. have a basic understanding of theoretical approaches and research strategies that are commonly used in contemporary scholarship(s) of political science and public policy/administration;

2. understand the latest trends in the literature(s) of their specialization or field of interest;

3. grow more confident with quantitative methods and data scientific approaches in political and social sciences; and

4. acquire strong communication skills, both verbally and in writing.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. 具体的な演習内容は、(1) 文献講読 (各回の担当者による報告)と全体ディスカッション、(2) 受講生各自の研究報告 (ないしはそのための分析手法の習得) の二つを基本軸とし、それらを同時並行で進めていく。演習内で扱う文献のテーマやトピックに関して、教員側で特別な指定・制限を設けることはなく、受講生の希望を踏まえて決定する。ただし、経験的・実証的な政治学分野の研究成果 (学術論文・書籍) を読むことを基本とし、数理・定量データを統計的手法を用いて分析したものを優先的に取り上げる。

2. 初回にガイダンスを行う。その際、履修者の顔合わせと本演習の目的の確認を行なった上で、次回以降の回で輪読する文献の選定や発表順序を決定する。(また、演習とは別途、初回授業後のなるべく早い段階で、担当教員と個別の面談をする時間を調整することが望ましい。面談の目的は、参加者個人の興味関心・テーマを確認し、個々の研究スケジュール等を大まかに把握することである。初回授業時に、ゼミ全体での決め事が決まった後、且つ学生側の都合がつく場合には、その場で相談することも可能。)

3. 第2週以降は、 (1) 論文輪読と (2) 個別の研究課題の報告 を同時並行的に進める。具体的な発表順やスケジュール等は、初回に決めたものに従うが、随時、リサーチ・デザインの基礎と原則 (すなわち、実証研究における理論の役割、検証可能な問いの立て方、仮説の形成、データの収集と分析という一連の流れと、それを自らデザインする能力) を学ぶ機会を設ける。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特段の履修条件は課さないが、政治学・行政学分野における実証研究、特に数量データや定量的な分析手法への強い関心があることが望ましい。本演習内でも、計量政治・定量分析に関する方法論的なトレーニング (RもしくはStataを使用した演習等) をある程度は提供する予定であるが、時間的な制約からすべてを一から扱うことは難しいと予想される。そのため、「計量政治学」の授業や、他学部・研究科開講の統計・計量分析の授業をあわせて受講することを勧める。

基本的には、通年かつ (履修開始時から) 卒業年次まで継続して同演習を履修すること、並びに卒業論文を書く意欲があることを前提とする。卒業論文による単位認定を申請しない場合でも、卒業までに同等のゼミ論文を完成させることを期待する。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
• 毎回の演習への参加 (30%)
• 担当会の発表とその準備 (40%):
• 期末課題 (30%): 学期末に個別の研究課題に関する課題を一つ提出してもらい、成績評価計算の一部に含める。具体的な課題の内容については、各学生の年次・研究の進捗状況に応じて調整するが、4年卒業時に卒業論文を完成させる目的から逆算すると、以下のようなスケジュールに沿って個別の研究課題に取り組むのが理想的である。

演習IA – 研究課題・テーマ決め、RQの設定
演習 IB – 先行研究のレビューとRQの再設定(必要があれば)
演習 IIA – リサーチ・デザインの決定
演習 IIB – データ収集
演習 IIIA – データ分析
演習 IIIB – (再)データ分析と論文の仕上げ
教科書・テキスト
Textbook
特定の教科書は使用ない。演習内で輪読する文献については、TACTのシステムを通じて電子ファイル形式で共有する。
参考書
Reference Book
受講生全員に共通して指定する参考書はない。個別の課題研究を進める上で有用な参考文献等については、適宜、個別に紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回の演習には、各回指定の文献をきちんと読んだ上で臨むこと。各自の発表担当回前には、レジュメ等の資料を事前に準備し、必ず決められた期日を守って提出すること。
注意事項
Notice for Students
• 授業運営上、定員を設ける。法学部生に関しては、演習の参加申込書に基づいて選考する。原則、法学部生の履修を優先し、他学部所属の学部生および大学院生の履修については、法学部生との合計数が定員に満たない場合に限って、それを認める。聴講希望者の扱いについても同様とし、原則として聴講者にも正規の受講生と同等の負担と貢献を求める。

• 受講生の毎回の出席を前提とし、原則として欠席の場合の代替措置は講じない。ただし、やむを得ない理由で授業を欠席する場合は柔軟に対応するため、遠慮せずに担当教員に相談すること。

• 演習内で扱う文書のうち非公開のもの (投稿・査読前の論文や、他の学生の研究計画やワーキングペーパー等) については、(著者・著作権者の許可を直接得ている場合を除き) 授業以外での使用を認めない。

• 授業の録画・録音、またその具体的な内容を不特定多数が知りうる環境で公開する行為 (SNSへの投稿等) は原則として認めない。仮に、これに該当する行為を行う場合には、担当教員並びにすべての受講生の許可を得た上で行うこと。

• 課題の提出等に関して、論文の盗用・剽窃や不適切な文献の引用等、不正行為とみなされる行為が確認された場合には、名古屋大学法学部・大学院法学研究科の規定に沿って厳正に対処する。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的に対面で実施する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)