授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | | この授業では国際社会学、特に国際移動をめぐる諸概念・理論についての基礎的理解力を養う。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | | The aim of this course is to provide students with a general overview of the basic themes and issues in international sociology, particularly in migration studies. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | | 事例検討を通じて、エスニシティやナショナリズム、移民・難民に関する身の回りの事象についても、応用的視座を培うことを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 国際社会学は、境界を超える人々の移動や相互作用を「国家」のみを単位に考えるのではなく、様々なレベルで観察し、重層的で時に矛盾する事象を丁寧に読み解こうとする。「日本人」というカテゴリーは自明な実体のように見えるが、法制度的に定義された「日本人」、エスニックに了解された「日本人」、主流社会のコードを身につけた文化的「日本人」、は必ずしも一致しないし、自分で「日本人」と認知する人が、主流社会からはそのように承認されない可能性もある。この授業では、国際社会学の視点から、20世紀初頭から現在にいたる国際移動をめぐる問題と、日本社会における他者化に関する入り組んだ問題とを、複数の領域について取り上げていく。
次の4つの柱に沿って授業を進める。 (1)映画を素材とし、映画が描く「日本人」と「他者」の関係を分析し議論する。 (2)鶴巻からのレクチャーを通じて、法制度がいかに「日本人」定義に歴史的に関わってきたかという問題を、国籍/出入国管理/日系人カテゴリーなどについて考える。 (3)『国際社会学の技法』(森・南川・村上編)から複数章を選び、日本社会における人種とエスニシティ、労働市場の国際化、日本の若者の海外移住などの具体的テーマを議論するとともに、国際社会学の基礎的問題と方法論についても学ぶ。 (4)最後の 2 回について、「非正規滞在外国人」・「難民」と関わる現場の専門家を招き、特に政策的側面と現場で見られるギャップについて考える。
具体的には次の内容を予定しているが、参加者の人数や関心領域によって多少の変更がありうる。 1 イントロダクションと授業の説明 2 映画から見る「日本人」と「他者」:1 3 映画から見る「日本人」と「他者」:2 4 「日本人」を形作る法制度 1:戸籍と国籍 5 「日本人」を形作る法制度2:出入国管理の歴史 6 「日本人」を形作る法制度 3「日系人」をめぐって 7 『国際社会学の技法』:「国際移動のエスノグラフィー」 8 『国際社会学の技法』:「「日本人」であるとはどういうことか」 9 『国際社会学の技法』:「国境を越える労働市場と移民労働者」 10 『国際社会学の技法』: 「日本の若者の海外移住」 11 『国際社会学の技法』:「日本人」を形作る法制度 1:戸籍と国籍 12 『国際社会学の技法』:「沖縄ディアスポラとコロニアリズム」 13 『国際社会学の技法』:「難民・強制移動とセクシュアリティ」 14 日本における難民:ゲストスピーカーによる講演 15 日本における「非正規滞在」と外国人収容:ゲストスピーカーによる講演 初回はイントロダクションとし、授業内容を説明するとともに、(3)の購読担当を決定する。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | | 特になし。一般にエスニシティ、多文化主義、マイノリティ、ジェンダーなどの分野に関心を持つ方の受講を歓迎する。ただし講読文献や関連資料は必ず読んだ上で出席し、議論に積極的に参加することが受講条件となる。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 議論への積極的な参加(50%) と講読文献の担当発表 (50%) を総合的に判断する。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | | 森・南川・村上編 『国際社会学の技法』名古屋大学出版会2026年. |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | | 講読文献は必ず読んだ上で参加すること。自分の担当箇所については、文献/資料を読み込み、レジュメを作成し、ディスカッション・ポイントを考える。詳細は授業中に説明する。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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